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和式電脳生活

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2004年08月22日
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カテゴリ:電光影画
あ、初期テーマから大きくずれ込んできたのでタイトルからリニューアルです。
最近は、デジタル生活まっしぐらなので方向性をそっちにもっていくことにしました。
っていうか、ただ単に物欲雑記帳になってしまいそうだが…

でも、着実にデジタル生活は日常になりつつあり、朝にはルンバがお掃除をする横でプラズマを見つつ、出かける仕度をし、充電のすんだHDDオーディオプレーヤーを装着する毎日…そして家に帰れば、HDDレコーダーが確実に番組を取り溜めててくれるってな感じです。

とにかく、50インチプラズマの購入でひとまず人生の目標を失ってしまったので、新しい目標(物?)を見つける旅にネットダイブしてきます…ブクブク(-.-)

あ、大画面で見るアテネ・オリンピックは、マジすご!!

レクイエム・フォー・ドリーム デラックス版
★★★★★
まず、残ったのが、強烈な違和感と、悲しさ…
それが決して絵空事の話ではないという恐怖感…
なんともやるせない気分で終わる映画でしたが、決して悪い映画というわけではなくずしっと心の重石になる映画でした。

作品の中でいくつも現われる、引き戻せる分岐点…悉くを破滅の選択をしていく主人公たち…
同じように破滅に突き進むジャンキー映画が多い中、ここまでリアルに描ききった映画にはまだ出会っていません。
多分、ほかのジャンキー映画の様にスタイリッシュに描き、快楽に破滅を求めていく映画ではなく、各々がそれぞれに夢を持ち(それが現実から目をそらす幻想だとしても)その夢を追いかける過程での破滅を描いていることが、観ているものを苦しい気分にさせるのではないでしょうか。
また、この作品の裏に流れるテーマに孤独と家族愛いうのがある様に思いました。

サラの孤独
ハリーの孤独
マリオンの孤独
タイロンの孤独

その孤独はすべて家族との孤独でした…唯一みんなを救う鍵を握っていたサラとハリー
中盤での会話シーンと、その後のタクシーの中でのハリーの涙のシーンは作品のひとつのクライマックスだったのかもしれません。
また、その涙に耐え切れず次のシーンでは薬で感情を殺してしまったハリー…
あれだけの激情を封じ込めることの出来る薬に背筋が凍りました。

目の前の苦しみから逃れるために、更なる苦しみへと身をおいていくさまは他人事ではなく、自分へと置き換えて考えさせられるものがあのではないでしょうか。

追記:
違和感の正体の記憶をたどっていくとある作品にぶつかりました。
太宰治の人間失格です。
この作品を呼んだのは中学生のときでしたが、そのときに感じた強烈な違和感と同じものでした…

参考にしたサイトは⇒レクイエム・フォー・ドリーム@映画生活






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最終更新日  2004年09月20日 23時40分59秒
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