【レザークラフト】ブックカバー
久しぶりにレザークラフトをやってみました。最近、本を無性に読みたくなり、買い漁っております。やはり読書の秋なのでしょうか。私は、池井戸潤さん、百田尚樹さん、東野圭吾さんといった、いわゆる有名な作家さんの本ばかり読んでいます。あまり難しい話は苦手なのです。特に池井戸潤さんの話は、サラリーマンの私にとって、とても興味をそそる内容です。ここで一句。 いつの日か 上司に言いたい 「倍返し!」-----------------------------------------------------------レザークラフトをやると、必ずと言ってもいいほど作るのがブックカバーです。シンプルで、身近で、かつ、レザークラフトの基本的な要素(裁断、コバ処理、縫製…)が含まれる為だと思います。私も、いくつも作ったのですが、身内や会社の同僚に差し上げており、自分用のものを作っていないということに気づきました。今回、自分用に作成したブックカバーがこちら。茶色の革を使用したので、女性が使用してもいいような柔らかい感じに仕上がりました。 ↓↓革は牛ヌメ皮のブラウンが手元に余っていましたので、それを使いました。出来れば、もっとダークな感じの革を選びたかったのですが、手元にある革を選んだ次第です。ブックカバーは床面も見えますので、よく磨いて処理しておく必要があります。私はトコノールという処理剤を使用しています。これを、ブックカバーの部材に裁断します。直線ばかりで、シンプルな形状ですので、そこまで難しくないですね。これを組み合わせると、下写真のようになります。これに縫製用の穴をあけていくのですが、部材毎に穴を開けると縫製時に若干ずれが生じますので、サイビノールという革用の接着剤を使用して仮止めしておき、一気に穴をあけます。。また、一部の部材を若干大きめに裁断しているのは、縫製後に余長を切って、端面を揃える為です。その方がキレイに仕上がります。あとは、菱目を開けていきます。あとは、ひたすらチクチクと縫って完成です。余長の部分は端に合わせて切断します。シンプルな形状ですね。本を入れると、こんな感じになります。皆様も、自分の気に入りのブックカバーで、読書などいかがでしょうか??