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7月は、熱さとの勝負です。
ふと気づきましたが、朝の通勤時でも南国の匂いがします。 朝、扉を開けると強い日差しと熱風が体を焚き付けます。 「スイッチを入れろっ、入れるのだ~」という声とともに気合が入ります。 「うお~っ」 手には、朝通勤の必須アイテム、「ごみ袋」を抱え、ごみ収集場所に 投げ込みます。「うおりゃ~」ってね。 まわりの中国人は、そんな変人には関わりたくないという顔をしています。 だれも気にしていないのかな?いやいや見て見ぬふりでしょう。 でも、僕のもっているその「THE生ごみ」には興味津々です。 単なる生ごみなんですが、そこに視線が集まっています。うーん、怖いってば。 「ごみが分別されているか検査をする近所のおばちゃん」は日本の御話。 ここでは、ごみを生計にしている人達が、僕のごみを検査します、されます。 ごみには、プラスティックボトルや空き缶、ビール瓶、鉄物が 入っているものが当たりです。当たりを見つけると 超うれしそう。 これをみんなで争奪し合って、リサイクルショップで換金、GET! ですので、僕みたいな外人は、彼らには「かもねぎ」。がぁがぁ 鴨がネギと鍋しょってよちよち歩きをしている訳です。 というより彼らは、そのもっている「ネギ」や「鍋」自体を狙っています。 ごみを分別しなくても、そうやって自然に分別されていきます。 ブラジルではその昔、ごみが街に溢れて大変だったそうですが、 ゴミを集めて持っていくと小銭がもらえるシステムにしたところ 収集場所は、ゴミを集めた人達で溢れかえり、街からゴミは消えたそうです。 日本もそうすりゃいいのにね。ゴミを拾う事は美徳、有益であれば良いのに。 少しは中国を見習った方が・・・ゴミを捨てにいくのは、 カラスに睨まれているようで正直怖いけどね。 そういえば中国にカラスがいません。どうしででしょうか? (ゴミを荒らすのは人間だったりする・・・) 一説には「食べちゃうから」、っておいおい (そういえば「鳩」の数も少ない。あれは中華料理では高級だもんな。) という意見がありますが、それはどうかな? (っていうか食べないらしい、めずらしいのう) 昔は上海市内にもたくさんいたとの事、ということは食べちゃったのかな? じゃなくて、カラスが好まない環境なんですね。山や農地では良く見ます。 日本では都会のほうがエサにありつけるのですが、中国ではその反対、 うーん、僕らカラスは、やっぱり東京の方が上海より良いということなんでしょう、 今日はカラスに賛成します。 さて、今日からまた中国の奥地へ農地巡業です。 地温は40度以上ですから、短パンで走破予定。 仕事は果てしなく続きます。俺は風来カラス。か~。(悲しめに鳴きましょう、さあっ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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