2019/03/03(日)15:30
二本松の本煉羊羹と玉羊羹(旧サイトから移行)
2012.2.25初公開↑の「本煉羊羹」は、極小サイズを撮影。 玉嶋屋さんの羊羹は、江戸時代には将軍家献上品だったとのこと。いまも楢の薪を燃料にして餡を煉っているのだそうです。それもそのはず、玉嶋屋さんのHPには「餡は、和菓子の命」とありました。お店の気概が伝わってまいります。店内には、実際に使っているという楢の薪が展示されていました。竹皮を剥くと、表面がお砂糖で覆われた羊羹がお顔をのぞかせます。口に入れると、サクサクした口当たり。あっさりした甘さ。江戸時代の羊羹って、こーんなかんじかしらと唸ることしばし。百聞は、ひと口に如かず!ぜひ、お試しを。
玉羊羹は二本松土産として、おなじみの方も多いのではないでしょうか。つまようじでプチュっとあけるのが、楽しい羊羹です。この玉羊羹は昭和十二年誕生なんだそうです。当時の呼び名は「日の丸羊羹」。時代を感じさせる呼び名です。
*玉嶋屋さんは江戸時代の創業とのこと。 DATA 玉嶋屋 二本松市本町一丁目88 TEL0243-23-2121
玉嶋屋「玉羊羹 20ヶ入折」 薪を燃料に煉り上げた福島名物、昔ながらの一口羊羹