みんなやってるヘアカラー(その1)
最近ではヘアカラーしてる人は、僕のお店では8割か9割ぐらいの人がしてるんじゃないかな。一時期は若い子の間で、とにかくはでだったらOKって感じだったけど、最近では微妙な色味にもこだわったり、わざとむらに染めて立体感や動きを出したり、色んな楽しみがある。薬剤もどんどん進歩して、いろんなタイプの薬を髪質とか目的の仕上がりにあわせて選べるようになってきて、ヘアカラー満開中って感じ!そんな中、自宅で出来るカラーも薬局に行くと死ぬほど種類がある。今日はそんなホームカラーの話をしてみようかな。薬局とかで市販されてるカラー剤は、大きく分けて2種類くらい。その中でほとんどの割合を占めるのがアルカリの2剤式のやつ、ヘアカラーとかヘアダイって言われてるやつなんだけど、美容室だとその中にさらに数種類あって、髪の毛の状態にあわせて使い分けてるんだよね。市販のやつはほぼ一種類かな?白髪用のやつでもお洒落染めのやつでも一緒って考えていい(色の種類は含まない)。そこで問題なんだけど、そんな一種類しか無い市販のアルカリカラー剤で、根元が伸びて黒くなってる所も毛先の明るい所も、一緒に染めてしまってる人がほとんど。これって、かなり駄目な事なんだよね。なぜかって、明るくする薬って脱色する作用が有って、髪の毛に対してダメージを与えちゃうんだよね。それで、黒く伸びてる所を染めるのはOK、毛先を染めるのは既に傷んでるのに、さらに傷める事になってNG。これを三、四回繰り返せばバッサバサ!やめてくれーって感じ。そんな髪の毛はパーマをかけようが、矯正をしようが、まともになんか仕上がらない!これほんと!話が長くなってきたんだけど、これでもかなり省略して書いたんだけどね。もっと詳しい事は担当してもらってる美容師さんに聞いてみて。ここに書くと話が終わらなくなるからね。ごめんなさい。次回は、じゃあ市販の薬でどうすれば傷みにくいかを書こうかな。では!