
シックのベーシストであり名プロデューサー、
故バーナード・エドワーズ唯一のソロ・アルバム「グラッド・トゥ・ビー・ヒア」。
今日は、最高に素敵な大人のためのサウンドを紹介しよう。
当時、ハードロックばかり聴いていた僕が、なぜこのアルバムを知ったのかまったく覚えてないのだが、とにもかくにも1曲目「Your Love Is Good To Me」でぶっ飛んでしまった。
表現できないくらいにカッコよく聴こえたのだが、曲が進むにつれ、なんとも素敵にソウルフルなサウンドに、ティーンエイジャーの僕が酔いしれてしまっていた。
Chicのダンサブルさを残しつつ、グッと腰を落ち着けたこの音の空間が心地よかったのだと思う。
以後、この20年以上に渡り聴き続けている数少ないアルバムの一つだ。
一度CD化されたものの現在廃盤。買い逃したことが悔やまれる。
もしどこかでこのアルバムを見つけたら、騙されたと思って即買いしてほしい。
きっと貴方の心に染み込むサウンドがあるはずだ。
「Joy Of Life」を貴方に。
BERNARD EDWARDS、96年4月17日深夜(正確には18日)、来日中の東京のホテルにて永眠。