カテゴリ:環境問題
東京に二泊三日で帰ってきてから、いや、たぶんその前からずっとモヤモヤしている。
モヤモヤというよりはイライラかも知れない。 遅々として進まない、脱プラスチック。 個々の事例を列挙すると 日本の石炭火力政策が撤回されない。 再生可能エネルギーも悪くないけど、今と同じ電気量を使うつもりでいる人達。 台風、水害で地球温暖化の影響を目の当たりにしているのに、被害のことばかり、さらに堤防を作ろうとか、災害に強い強固な国作りとか、根本が全くわかっていない人々。 地球温暖化防止の対策が必要だと、薄々わかってて、テレビでもコメンテーターがそれを言うのだけど、具体的な意見を言わないこと。(まれに言ってくれる人もいるが、なんとなくスルーされている) 使い捨てのものを選びたくないのに、使い捨ての物しか選べないこと。もはや選択というより、買うのをやめるしかない。 便利さを捨てなければならないのに便利さをやめられないこと。 人間の衛生、清潔にばかり気をとらわれて、プラスチックゴミを作っていること。 日本には おびただしい数の新商品が次から次へと売られていること。 人口密集地では 土もなく、土に還せるゴミも焼却しなければならない事。 剪定ゴミも焼却しなければならないこと。 子供達がボランティアでビーチクリーンをして 大人の捨てたゴミやタバコを拾うこと。 災害ゴミを焼却するのかと思うと気分が悪くなる事 ペットボトルから作られた商品を企業が作って、それを売ろうとする事(そうじゃなくて、ペットボトル減らせ)結局出来た商品はプラスチック。 使い捨てレジ袋の有料化が生温いものになってしまいそうな懸念。 世の中、スピード、効率ばかりが重視されていること。 そういう自分自身の一年前は全くあちら側の人間だった。なので 言う資格もない。 ただ、脱プラスチックを始めてから、本当にちょっとずつ 変わっている。 たとえば、サカナ君の 据え置き型浄水器のCMで大々的に ペットボトルはやめよう!と言ってくれたり。 今日も、せんべい菓子のパッケージが トレーが無くなっていたり。キットカットも紙包装になったり。 近所の店が法制化の前にレジ袋を有料化したり。(みんなレジ袋は要らないと言います) そういうのを見ると、ちょっとだけ嬉しくなる。 でも、本当に少しずつ過ぎる。 これで何とかなるのだろうか? 海や川のプラスチックゴミは無くなるのか? 地球温暖化は1.5度で食い止められるのか? 心配なのは、もうすでに気候変動が負のスパイラルに入っているような気がする。 たとえば、山火事が起きることで、さらに山火事が起きる要因を作ったり、日本の水害のように、ますますゴミが流れでて、復興だとまた新たにモノを作るためにエネルギーを使い果たし温室効果ガスを出す。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 30, 2019 12:00:16 AM
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