2008/10/15(水)02:08
年代物ギタースコアの真実
町田で老舗の古本屋"高原書店"でまたまた楽譜探し。
前にオフコースの楽譜を買った時に、
一緒に買おうかと思ったけれど思いとどまった物を買いに再び訪れた。
今さら感たっぷりのサイモン&ガーファンクルだけれど、
ふみを的には今が旬。
誰も文句を言わせないぞ。
誰に言っているんだか。
帰ってきて思わぬ発見。
何と発行日が昭和51年と印刷されている。
書いてある解説の文章の違和感がこれで解決出来た。
だってついこの間風な書き方だったからだ。
1970年に最後のアルバムを出して解散しているから、
その6年後の出版されていたということになる。
で中を見たらガックリとなった。
本当にただローコードでのポジションが書いてあるだけで、
例えば"サウンド・オブ・サイレンス"の印象的な序盤のアルペジオのことなんて、
一言も書かれていない。
音符で音階は示されているけれど、
6フレットにカポタストを付けて演奏するとか、
そういう重大な助言も一切無し。
本当にギタースコアかいなこれ。
曲の解説にはギタースコアなのに、
まったくギターを弾くことに関しては載っていない。
書いてあるのはCDやレコードの解説のような詩の解説だったりする。
「なんじゃこりゃ??」
確かに内容をちゃんと確かめなかったふみをもいけないが、
それにしてもいい加減な内容過ぎるぞ。
しかもギターのコードの押さえる図解が載っているんだけれど、
すべてが基本の抑え方しか載っておらず流れをまったく考えてない。
なので実際はその押さえ方じゃあ弾けないよ・・・
という押さえ方が平気で書いてあるのだ。
酷い酷過ぎる。
シンコーミュージックもあくどい商売してたんだなあ。
お笑い芸人"ザブングル"のネタを思い出したふみを秋の夜長であった。
決して戦闘メカ ザブングルでなくて。
そりゃあそうだ。