ライブ観戦♪ Jethro Tull's Ian Anderson Plays "Thick As A Brick" at Tokyo Dome City Hall ♪
Jethro Tullが1972年に発表した大ヒットした大名盤「ジェラルドの汚れなき世界」とその40年後にIan Anderson名義で発表した続編「Thick As A Brick 2」を再現するIan Andersonのライブを東京ドームシティホールで観戦しました。Jethro Tullのライブは2005年に見てますので、Ian Andersonのライブは8年ぶりの観戦です。今回の来日は続編を個人名義で発表したからかIan Anderson名義での来日公演ですが、Jethro Tull名義の方が集客は圧倒的によかったと思うんですが、何故なんでしょうね?(名乗れない理由があるのか、もしくは個人名でやりたかったとかですかね?)とにかく「ジェラルドの汚れなき世界」は大ヒットした内容も素晴しい大名盤ですし、続編も期待以上の素晴しい作品でしたから凄く期待も高っていました!既に色々なところでレビューが書かれていますが本当に素晴しいライブでした。作品全体の構成がしっかりしていて、しかも難易度が高そうな楽曲が多いので、緩い展開になると不味いなぁと思っていましたが、本国や欧州などツアーを重ねたこともあってかバンドの息も合っていましたし、決めどころでも動きも含めてビシッとしていましたよ。映像や舞台上でのシアトリカルな演出も凄く洗練されていて楽しかったですし、バンドの連係の良さは練習の賜物だと感じました。ベテランバンドにこんな凄い演奏をされると若いバンドはやり難いですよねw主役のIan Andersonもキビキビ動いていて以前のライブよりも元気に見えました。ボーカルは若いRyan O'Donnellが所々で補っていましたが、これは体力的なことや高音のボーカルが出にくいこと、演奏に集中するといった意味からもしかたがないと思いましたし見ていて違和感は全くなかったです。1部と2部の間に休憩を挿んで2時間半と長丁場でしたが、全く飽きることなくステージに釘付けになりました!ライブと言うよりミュージカルとか演劇を見ている感じもしたほど練りに練ったステージという感じでした。次は別のアルバム再現ライブも見たいですね。皆さんはどのアルバムの再現が見たいでしょうか?私は「A Passion Play」が見たいのですがインタビューを読んだかんじだとこの作品の再現ライブはなさそうですね・・+++Jethro Tull's Ian Anderson Plays"Thick As A Brick" Live at Tokyo Dome City Hall Apr.16, 2013Ian Anderson - Vocals, Flute, GuitarDavid Goodier - BassScott Hammond - DrumsRyan O'Donnell - Vocals and Stage AnticsJohn O'Hara - KeyboardsFlorian Opahle - Guitar"THICK AS A BRICK"- Opening Film (Gerald Bostock Visits a Psychotherapist)01. Thick As A Brick, Part 1- Intermission (The Weather!)02. Thick As A Brick, Part 2- Intermission"THICK AS A BRICK 2"- Opening Film (Whatever Happened to Gerald Bostock?) 03. From A Pebble Thrown04. Pebbles Instrumental05. Might-have-beens06. Upper Sixth Loan Shark07. Banker Bets, Banker Wins08. Swing It Far09. Adrift And Dumbfounded10. Old School Song11. Wootton Bassett Town12. Power And Spirit13. Give Till It Hurts14. Cosy Corner15. Shunt And Shuffle16. A Change Of Horses17. Confessional18. Kismet In Suburbia19. What-ifs, Maybes And Might-have-beens- Band Intro- Banker Bets, Banker Wins (B. G. M)- Encore -20. Locomotive Breath♪