2015/03/13(金)07:27
防災
おはようございます。drです。
3月11日は自分にとっての「防災の日」です。4年前のその日、直接的な被害はなかったけど、その後ライフラインが途切れるとか、約1ヶ月程は物資(燃料、食料)の供給が減るといった間接的な被害を経験したからです。物資の不足に対しては、自宅に食材や雑貨のストックを多めにするようになりました。極端な話、「米と塩」があればしばらく篭城可能みたいな。少なくとも経験をしたのだから、自分の心の中で風化させないように、毎年この時期に防災を再意識するようにしているということです。
一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。
花まんま [ 朱川湊人 ]
今やノスタルジーと言われる昭和時代、朱川さんの作品は読者の意識を単に過去にパン・フォーカスさせるだけに留まらない。書きすぎない人物造形と描写力の為せる技か、奥行きと深みを感じる。直木賞作品「花まんま」を含む6つの短編、社会面、倫理面の切り口でいうと、どれも苦味と酸味無くてしては語れない内容だが、物語として表現されることで柔らかく咀嚼され、心動かされてしまうのだ。だから朱川さんの作品が好きになってしまう。堪能できた。
部屋の湿度が20%、今週は冬に舞い戻った一週間でした。
週末ですね。
週末はまた春に向かうといいな。