2016/08/15(月)16:14
砂漠あってのオアシス
涼しい北海道で夏休み楽しんでいます。
BBQしたり、(自分では所有していない)親戚の別荘に行ったり・・・。
なかなか本を読む時間がとれませんが、一冊の本を読み終え読書メーターに投稿したので、転載します。オアシスあっての砂漠ではなく、 砂漠あってのオアシスです。
砂漠 [ 伊坂幸太郎 ]
大学生活とは周りの砂漠に対してある種のオアシスであることを証する物語だ。今思えば社会は砂漠ばかりではないが、学生時代は社会人になる前のモラトリアムであるからこそ出来ることがあったのだ、と懐古の気持ちがいっぱいになった。もっと楽しんでおけば良かったと振り返りたい時に引用できる作品であるが、別の作品「魔王」にも通じるような政治的な部分については正直従順になれない。