drのブログ

2019/01/18(金)07:26

貨幣経済

雑感(6404)

だんだんとキャッシュを目にする機会が減ってきています。 お金は信用なので、その信用が担保されている限り現金でなくても良いです。 何かの事情で国がその信用を担保できなくなると、その国の紙幣は価値がなくなり文字通り紙切れになります。 一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。 億男 [ 川村 元気 ] 宝くじで3億円当たった大倉一男がその「お金」に翻弄される物語。宝くじの当選や登場する人物像がファンタジーに近い設定だが、経済学や哲学の咀嚼が確りされていて、読者をお金の正体と概念、お金と幸せの不仲の理解に導いてくれる。作中「お金という現実のような概念のような存在を正しく理解せず、翻弄されている人の多さよ」という台詞がある。自分は、お金は有限の人生の中で明日以降に何かをする為の予約手段だと思っている。明日死んでしまい予約がキャンセルされるかもしれない。そもそも明日の幸せはお金で買えず、予約も出来ない(笑)

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