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2025/06/19
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カテゴリ:雑感
仕事の山を越え、暑い日々、夏休みが待ち遠しい(>_<)

刺激を緩めたくて田舎町へ行ったら、逆に自然が刺激的だったみたいな。

一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。


黒揚羽の夏   [ 倉数茂 ]

夏休み、両親の不和の為に東北の田舎に住む祖父のもとに預けられた千秋、美和、颯太の兄妹の物語。ミステリー中心だが廃鉱山の町が辿った歴史が背景にあって社会派小説とも言える。台風一過のある日、千秋は山奥の龍ヶ淵の底に一人の少女が沈んでいるのを見つける。町で知り合った姉妹と共に真相を追うのだが、終始中2千秋と小5美和の視点で描かれていて、成長期YA故の歯がゆさと無鉄砲さが上手く表現されていると思う。廃れ形骸化してゆく町はどこか排他的だ。不幸せに衰退したせいかもしれない。心情の描写が丁寧。濃密な世界観に圧倒された。





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Last updated  2025/06/19 07:14:27 AM
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