ボランティアバスツアーで東松島へ
今回は近畿日本ツーリスト神奈川(旧相鉄観光)主催の、東日本大震災復興支援ボランティアツアーに参加し、東松島市でのボランティア作業に従事してきましたこの日の実際のボランティア作業は、旧鳴瀬町エリアの浜市小学校近くで、炎天下の中、側溝の泥出しを行いました作業の途中で急遽、被災して住めなくなった家屋から、箪笥を軽トラックに積み込む作業を何名かで手伝い、「ホントに助かりました、ありがとね。」と、最後にいただいた感謝の言葉に、こちらが励まされてしまいました荷物を置かせていただいたお宅の方々や、そのご近所のお年寄りから、「ご苦労さんだったな。」「こんな暑い中、遠くから来てくれてありがとね。」との言葉をかけていただく度に、またボランティアのやりがいを感じてしまいましたとはいえ、今回のバスツアーには、いろんな面から考えさせられてしまいました被災地に実際に行くのが初めて、ボランティアをするのも初めてという参加者が大半なのに、主催者側(特に添乗員)にそれに対する配慮がほとんど見られず、今回のボランティアツアーに参加した人が、またボランティアしたいと思えるかが非常に心配ですボランティア活動について、ボランティアを行う場所の被災状況・復旧状況について、余震・津波発生時の避難方法について等々、情報やアドバイスがほとんど無かったのには、さすがに呆れてしまいましたしかも、東松島市に入る前に石巻市を見学がてら周回し、門脇地区でバスを一時停車させて、車中からの写真撮影を容認してしまったり、1,100名を超える方が亡くなった東松島市を、「石巻市より被害は小さく復旧が進んでいる。」と言い放つ添乗員ボランティアバスツアーを企画しない旅行会社を、これまではいかがなものかと思っていたのですが、ボランティアバスツアーを企画する旅行会社も、逆にいかがなものかと考えさせられてしまいました瓦礫は以前に比べると片付いてきた様に見えましたが、被災地でボランティアとして手伝える事は、まだまだありそうです次回は、また自家用車で行くことにしますにほんブログ村