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テーマ:小学生ママの日記(28703)
カテゴリ:詐欺師一家と忘れたい家族
つづき・・・
主人はT君宅に行った時に、「今後もう一切連絡を取り合うのは止めよう。 道で会っても無視してくれ」と言ったそうです。 当然の結果だとは思いましたが、やはり子供達のことを思い、悔やまれまし た。 うちの息子は詐欺師一家の息子とT君とD君(T君宅の真上に住んでいる)と 4人で学校に行っていました。 学校までは片道25分ぐらいかかりますので、低学年の子が一人で行くには淋 しい距離です。 以前から私も主人も詐欺師一家の息子と一緒に登校したり遊んだりする事が 気に入りませんでしたが、子供達の世界に口出しするのはよくないと思い、 黙って見ていました。 しかし今度はT君家族と揉めてしまった為に、息子にとって非常に辛い状況 になってしまいました。 その後、詐欺師一家とT君家族が同じ敵を持つ者同士、仲良くなっていった ので、私はそんな環境の中で息子を学校に通わせることは出来ないと思いま した。 それで毎朝私も一緒に出かけては、学校に行く友達を探したり送って行った りと、子供をこんな状況に追いやってしまったことに対する責任を一生懸命 とろうとしていました。 いくら大人の揉め事に巻き込みたくなくても、子供に影響は必ずあります。 しかし小学生にもなると、全てが親の思い通りと言うわけにはいきません。 まだ低学年とは言っても、もう個々の感情を持っていますので好きなものは 好きなのです。 だから息子は今でもT君が大好きです。 なのに一緒に学校に行かれないことは、息子にとって本当に悲しいことでし た。 そして、何故こうなってしまったのか、理由もちゃんと知りたいのです。 そんな息子に主人は、「おまえが大人になったら説明するから、今は我慢し てくれな。」と言うしかありませんでした。 甘やかしていると思われるかもしれませんが、その環境の中、私は一人で淋 しそうに学校に行く息子の後ろ姿を見送ることが出来なかったのです。 そんな私の様子を見て、詐欺師一家のAちゃんが半年ぶりに話しかけてきま した。 「Kちゃん、いつも朝、R君(うちの息子)と登校する友達探してるんや ろ?私らはこんな関係になってしまったけど、子供らは今まで通り一緒に行 かせたらいいねん。T君ちはどう思ってるか分からへんけど、そうし!!」 私は取り合えず「分かった、ありがとう。」と言いましたが、よく考えてみ ると、何でAちゃんにそんな同情を受けなあかんのかと腹が立ちました。 本当に私達のことを考えてくれてるなら、借りたものを返してくれるだけで いいのです・・・。 その頃の私は、毎日息子のことを思い、胸が張り裂けそうでした。 つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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