「忘れたい家族」~最終回~
つづき・・・私はT君ママと話している間にも、心を大きく占領していた「しこり」が小さくなっていくのを感じました。それでもT君ママに自分から話したかけたことが正しかったのか間違っていたのか、その日はずっと考え込んでいました。主人の気持ちを考えると、勝手なことをしてしまったのではないかと思ったからです。でも私はこれでやっと「解放された・・・」と思いました。そしてこの「忘れたい家族」を書き終え、過去の辛い出来事はブログの中に封印しようと思っています。今後T君ママに出会っても、もう以前のように親しく話すこともないでしょう。なぜなら、そうする事によって必ずT君パパとも係わらなければならないからです。私はT君パパに辛い時期を助けてもらったことに関しては感謝していますが、その反面とても自分勝手な卑怯な人間だという感情も持っています。そして今後もT君パパに対してその感情は変わらないと思います。なのにその人を自分の命よりも大切に思っているT君ママとうまくやっていけるはずはないのです。そして今回のT君ママとのことを主人に話すと、「オレはあの旦那を絶対許さんと伝えといてくれ」と言われました。そんなこと言えるはずも言うはずもなく、主人は何か勘違いしていると思ったのではっきり言いました。「私は以前よりもまともな終わり方ができるように話しかけたんやで!」と・・・。主人はそれ以上何も言いませんでした。これが現実なのです。私とT君ママだけならもしかすると元の関係に戻れていたかもしれません。しかし私は許してくれた主人に、二度と辛い思いをさせてはいけないと思っています。今日もT君兄弟が遊びに来ました。やっぱり二人ともかわいいです!!この環境ではT君家族を忘れることなんてできるわけがないのですが・・・。だからこそ「忘れたい家族」なのです。あぁ、これでやっと終われそう!!(思ったよりもだいぶ長引いてしまった・・・)この話(私の心の整理)に最後まで付き合ってくれた皆さん、本当にありがとうございました!次回からは、今となっては笑える悲惨な話を紹介しますので、これからも「呪ワレ奥サン」どうぞ宜しくお願い致します!!!(^_-)-☆