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豊中の緑の診療所だより

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May 14, 2006
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              菜の花

 内視鏡検査はしんどい、苦しい、痛い、これが一般的な通念です。しかし、そのために、内視鏡を受けなければならないはずの人が、内視鏡を受けないことで、病気の発見が遅れたのを幾度も経験しました。発見されたときには、胃がんや大腸がんが進行してしまってもう手遅れという事態・・・これだけは避けたいものです。そこで、加地内科クリニックでは、つらい検査を少しでも楽に受けていただきたいと工夫しております。

 大腸内視鏡検査: 

 大腸内視鏡(大腸ファイバー)では、挿入時に痛みを伴うことがよくあります。特に、女性や高齢の方は腸が長く、時間がかかり、検査がつらいことが多くなります。そこで、希望の方には、大腸内視鏡の前に鎮静剤を注射してから検査しております。これだと、眠っている間に検査ができるので、痛みがずいぶん楽になります。検査後は、回復室でゆっくり休んでから帰宅していただきます。

 胃カメラ

 胃カメラでは、内視鏡がのどを通るときのオエッという嘔吐反射がつらいものです。反射の強い方ほど、検査中ずっとつらい思いをします。しかも、検査する側も十分にみることができないので、見落としの危険性があります。以前は、反射の強い方で希望者は、鎮静剤で眠っている間に検査しておりました。しかし、経鼻内視鏡(経鼻胃カメラ)を導入してからは、鎮静剤を使うことはほとんどありません。

 経鼻内視鏡では、鼻孔を通るときに一時的な痛みを感じますが、その後の嘔吐反射は経口での胃カメラに比べて少なくなります。しかも、検査中、モニターを見ながら、おしゃべりができますので、自分の胃を見ながら医師や看護婦と会話ができます。何かわからないことも、その場で解決しますし、会話しながらだと時間がたつのを忘れてしまいます。わたしも、経鼻内視鏡を受けましたが、経口胃カメラより楽に感じました。

 大腸内視鏡も胃カメラもつらい検査ではありますが、以前よりは楽になっています。検査を躊躇されている方でも、いちどご相談されてはいかがでしょうか。

 参考 → 患者さまアンケート結果より   当クリニックの内視鏡検査






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Last updated  January 29, 2007 11:54:49 PM
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