豊中の緑の診療所だより

2010/01/05(火)00:49

壁新聞~香り~

スタッフ日記(157)

     匂いというのは人間の五感の中で最も記憶に残るものだと言われています。アロマテラピーが確立されているように、匂いは気持ちを癒すという効果があります。  私は犬と散歩をしますが、歩いていると花の香りがどこからともなく漂ってきます。その香りで私は清々しい気分になり、幸せな心持になります。私の隣の家の庭には、沈丁花、梔子、ライラック、金木犀などの独特のにおいがする香木が植えられており、それぞれの季節になるととてもいい香りがします。    私はずいぶん昔からお香が好きで、お香の仄かに漂ってくる香りにとても惹かれます。中でも以前金沢で購入した「月持ち雲」というお香が特に気に入っています。しかし、その後売っているのを見かけず、手に入れることができないので残念に思っています。    最近はどこの土地に行っても土産屋等のお店でお香を見かけます。お香といっても様々な種類があり、どれも素敵な香りがしますが、なかなか自分の好きな香りを見つけることができません。  匂いは人それぞれに好みがあり、自分がよい匂いだと思う匂いでも他者には不快な匂いになりうることがあります。特に香水は好き嫌いが顕著に表れるので、いくら自分がよい香りだと思っていても付け過ぎず、ふっと香る程度につけるのが望ましいと思います。  

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