2005/11/15(火)23:41
ネクタイについて考えてみる
今日ね、ネクタイを自分で3本買ったのですよ。
なんか久々に買いましたよ。
かくいう私も毎日ネクタイを締めて、
びしっとスーツを着込んで会社に毎日行っているのですがね、
いや~最初にネクタイを締めたときは苦しくてね、
嫌で嫌でしょうがなかったのですがね、
今や職場でネクタイをするのは当然のようになってしまい
全く今では苦になりません。
まぁこれだけ長く働いていれば、なれなきゃ困るけどね。
ネクタイが“ビジネス界の必須アイテム”になるまでは、
意外な過去があったみたいなんですよ。
“necktie” は米語で、“tie” は英語とされていますし、
日本語でも“ネクタイ”という語が使われていますが、
他の言語では “クラバット”が主流のようなんですね。
フランス → クラヴァット(Cravate)
イタリア → クラヴァッタ (Cravatta)
ドイツ → クラヴァッテ (Krawatte)
スペイン → コルバータ (Corbata)
ポルトガル → クラヴァータ (Gravata)
英語でのつづりは、最後の e がつかない形 の
“cravat” になっています。
この語の本家は、フランスでルイ14世の時代に遡るそうです。
親衛隊として雇ったクロアチア人の兵隊たちが、
首に巻物をしているのを見たルイ14世は、
供の者とこんな会話をしたそうです。
ルイ14世:「あの兵隊どもの妙な首巻はなんだ?」
供の者:(あの兵たちは何者?と聞き違えて)
「クラバット(クロアチア兵)でございます。」
これがもとで、その “首の巻物” は “cravate”
と呼ばれるようになったそうです。
この“首の巻物”は弾除けのまじないであるとか、
お守り的な意味があったようです。
ルイ14世は、最初ははずすように言っていたようですが、
どうしてもクロアチア兵が聞き入れなかったので、
譲歩して自ら “cravate” をつけ始めたそうなんですねぇ。
ちなみに、日本人で初めてネクタイをしたのは、
中浜万次郎(ジョン万次郎)だそうです。
マンガに出てきそうな名前ですね。
でも実は結構有名人!
芸能人の「中尾あ○ら」が首に巻いている
あの「ネジネジ」はネクタイじゃぁないよね・・・。