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テーマ:心の病(7318)
カテゴリ:ネオエデン
通勤途上に岩盤浴を営業しているところがあって、金額が500円3時間になってから、ずっと気になっていたのですよ。
そいで、先月のとある日曜日に意を決して行ってみた。 お店の人がついているわけでもなく客もいない。 当然お湯の風呂なんだろうなと思って、裸になって入ったら、なんぢゃこりゃっ! 単に石があり、熱いだけ。それに薄暗いし、ミストのせいか肌がべとつくし、気分悪いなぁと思いつつ、でも500円払ったんだから、我が身体になにが起こるのか観察することにした。 30分あたりから汗がだらだらと流れはじめ、45~60分もたつとタオルで岩盤とマイボディーを拭いても拭いても汗が出る。 そのまま寝転がったり起きたりしてとうとう90分、ものすごい汗がどばーーーっと出たので、もう、ダメッ。オシマイヨ。 その後、シャワー浴びながら「変なとこだなぁ。二度と来るか!」と思いつつ外に出たのでありました。 * それから数日後、近所の温泉をネット地図で捜していてなにげに家から車で5分の場所にある温泉をクリックしたら、あれ。ここにも岩盤浴が・・。 説明があるので読んでみたら、「岩の上にタオルを敷いてガウンを着て、まずおなかから暖めます」とあった。 そうか、岩盤浴はハダカで入るものではないのか。どうりでべとべとして気分が悪かったわけだ・・と、先日のデキゴトに半分だけガッテンしたのです。 そして、確かに岩盤浴にあたってからなぜか肩が軽くなったので、そこに電話してみた。 「あのぅ~。ガンバンヨクってなんですか?」 質問に対して電話の向こうから機関銃のようにダダダダーーと効果と入り方の説明があり、最後に「今、キャンペーン中で800円のところ500円にしていますとにかくきてみませんか。」とのこと。 ・・・ならば行ってみっか。 そこは温泉施設と一緒のところで温泉2時間730円、その時間内に岩盤浴(+500円)を利用して下さいとのことであった。 石が波動石とかラジウム石など数種類あり、とりあえずチベットの大理石を選んだ。 まずは温泉に10分、サウナに5分入って十分に発汗態勢になったあと、「ガウンを着て(クスッ)」、岩盤浴のとこに行ったら、チベット産の大理石の上に「タオルが敷いてあった(クスクスッ)」。 そして飲み水を渡されて、はじまりはじまりっ! 前回とは全然違うぞ・・と思ったのは汗の質。 前回は、なんかベトベトな汗がダラダラ出てくる感じだったのねっ。 とこが今回は、はじめから水のような汗が体の芯からしゅわーーっと湧いてくる感じなのっ。 私は内なるワタクシに語りかけるのでありました。 「シンジ君、こ、これは・・これだったんだ、シンジ君。」 時折、外に出て休み、また入って横になり、岩盤の上で「目を薄く閉じて輝く空気を静かに鼻から吸い、体のどろどろが足の裏から出て行くのをイメージして静かに口から息を吐く」呼吸法をしつついくつかヨガのポーズを決めるとあっと言う間の90分、長距離走を走ったような、なんだこの爽快感! 結局120分をぎりぎりの115分まで使いきり、カイカンと共に外へ出た。 もしかして。と思い、その後マッサージを受けて家に帰り、血圧を測定した。 ・・なぬっ。上が107で下が63? この2年ほど悩まされていた血圧はなんだったんだ。 ふと気がつけば、最近気になりはじめた耳鳴りがぜんぜんしない。 * 中島美嘉がコンサート等の活動を休止するときの病状を読んだとき、「あ、これと同じだ」と思った。病名は耳管開放症。 ある耳鼻科医自身も耳管開放症なのでその症状を携帯サイトに書いているけど、スポーツをして体が熱くなり筋肉がほごれると、自分の呼吸や話し声がボワンボワンと耳に響きだすのね。それゆえ、おもいっきりスポーツをして汗をかいて筋肉をほごすのが怖くて、体が悪循環の中にあったわけ。 そして、その耳鼻科医自身、学生のときはラグビー部だったので、「前かがみになったり、しゃがむと楽になる」と書いている。重力と関係があるんだ。 そんなおいらのような奴が横になって「有酸素運動ができる」それが岩盤浴だったんだよシンジ君。 ネットを調べると「汗の専門医」という人が岩盤浴の本を出している。 そのページには「匂わないサラサラ汗」とか「熱ショックによる免疫力アップ」など、某石鹸広告やトクホやキワモノサプリの新聞一面広告などが真っ青になる項目が並んでいるではありませんか。 更に、老人介護施設に岩盤浴を設置するところが出てきているらしい。 そうなんだよ。老人や障がい者の入浴はとても危険だし大変だ。 岩盤浴エヴァンジェリスト「汗の専門医」が本を出した理由がわかる。 そんなこんなで味をしめ、先週は土曜日と日曜日と続けて岩盤浴に行った。 月曜日に屋外の階段を登った。 長い長い階段を登ると、途中から酸素が全身にしゅわわっと巡りだし軽く汗が出るのを感じた。以前は肺が痛くなって息苦しくて何度も休みながら登った階段をだよ。 体質が変わった。声も変わった。 そして気分は大いに変わった。 陰性であった全身細胞が補完された。人類補完計画とはこれだったのか。 しゅわしゅわと蒸気があがるよ、エル・シャダイ! 全身細胞は変わる、有酸素燃焼性の細胞と筋肉にだよ。 シンジ君。もはや拒むのはやめたまえ。 ベートーベンが歌にしたシラーの詩にあるように、「火を飲んだように」「全細胞は兄弟となり」、「神の閃光の中へ」 すなわち、恩寵に包まれるのだ。 * そして、もし心の病があるのなら。。。ためしてみ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月12日 08時04分26秒
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