ｎaspa

全262件 (262件中 251-262件目)

< 1 2 3 4 5 6

• おもしれー

  A「キリストが甦った！」B「本当に甦った！！」イースターから４０日間は「こんにちわ」にあたる言葉ではなくこれを言うそうな。しかし、今時の若者は言わないそうなので、自分はどうしようか悩んでいる。今私の中で笑いの一大ムーブメントを起こしているヤツがいる。ホストファミリーのSilviuだ。彼はテレビを見ていつも大笑いしている。私はテレビがおもしろいのか判断できないが、彼の笑い方を見ているだけで死にそうなほど笑う。なんというか、思い切り人をバカにした笑い方で、眉毛なんか書道の達人が書いたような達筆な八の字だ。笑い始めは声が声にならない感じで気管で笑っているような感じ。涙も出てる。笑い袋として持ち歩きたいくらい。そういや昔、よいこの濱口がなんかのコーナーで同じような笑い方してた。「ヨシ、そんなに笑ってTVの意味わかるの？」と本人が聞くので、「お前のの笑い方がおもしろいんだよ」と言うと「あっ、そう」と言ってまたおもいきり爆笑を続ける。なんて愉快なヤツなんだ。

  2006.04.25

  コメント(0)

• 炎

  昨夜はイースターでした。教会には多くの人が集まり、大人も子供も貧しそうな人も悪そうな奴らもみんなキリスト復活の喜びを分かちあいます。そしてロウソクに聖なる火をいただき、一年の幸福を願って火が消えないように家に帰る、なんてことをやるのです。例に漏れず自分も火をもらい、ルーマニアでの最初の１年が無事であるよう願いつつ帰路を辿ることにしました。「よし、今日は風も強くない。いけるだろう。」炎の動向をよーくよーく注視しながら一歩を踏み出しました。しかし、１歩目で段差につまづき、炎はあえなく消えました。敬虔なクリスチャンでも何でもなく、信仰も信念もポリシーもなにもない自分ですが、やはり悲しい気分になりました。この国のめちゃくちゃな道路事情に腹が立ちました。「このボコボコどうにかしろよ！」と経済の未成熟な国に対しておもいきり暴言を吐きそうになりました。協力隊員としてはあってはならないと思いつつもむかつきました。SilviuやTatianaが「私達の火でまたつけなよ」とやさしく言うので、「２度目なんてたぶん掟破りだろうけど…」と思いながらもお言葉に甘えて再点火しました。また消えました。今度はつまづいてもいないのに。それから何度も何度も消えては点けてを繰り返し、たぶん１０回くらいは再点火しました。これで一年の無事を祈るなんてのはおこがましいのだろうか。まぁ、別に信仰ないからいいか。

  2006.04.24

  コメント(0)

• 復活祭

  明日はルーマニア正教のイースターだそうだ。よって今夜午前０時から家族総出で教会に行くことになっている。そこでそれぞれロウソクに火を点けてキリストの復活祭を祝い、そして一年の幸運を祈るらしい。人によっては３時間も４時間も教会にいると聞いた。「ロウソクだけ見てそんなに長い時間いられるか～！」と思ってホストファミリーに聞いてみたら、「１時間もいないよ」と言われ、キリスト教系大学に通いながらも敷地内にあった教会にさえ一度も立ち入らず、賛美歌を少しも知らない自分は極めて大きな安心感を獲得した。あっ、教会には一度入ったな。バカな友人が誰もいない教会に裸で進入してキリストのマネしたっけ。今のところたぶんバチは当たってない。クリスチャンの人すみません。

  2006.04.23

  コメント(0)

• 実力

  昨夜、早くもルーマニア語の夢を見ました。自分に都合のいい夢で、辞書の数ページ分にもならない単語量と稚拙な文法を駆使しておりました。もちろん、相手もルーマニア人で、やはり都合よくわかりやすい話し方をしていました。夢の中でありながら「おお、夢のなかでまで知らない人とルーマニア語で日常会話してる！」と我ながら感心しておりました。ところが、知った単語が尽きようとしたとき、相手のルーマニア人も話せる単語がなくなったのか、突然流暢な日本語で話すようになったのです。夢の中ながら「あぁ、やはり俺の実力ではたかだか何往復しか会話が続かないのか」と落胆しました。それ以降は相手のルーマニア人も在日数十年を数えるかのような達者な日本語で会話するようになり、普通の夢となりました。日記を書くのも３日ほど間隔が空いたので、今日は長編でお送りします。今日はこちらのNPO団体のような方々と同行して校外語学研修に行った。今日は職種に合わせた研修なので隊員は自分ひとりだった。あらかじめ説明されていた予定がさっぱり理解できず、「老人たちのところへ行く」ということだけ理解していざ研修へ。どういうところへ行くのかよくよく説明を聞くと一人暮らしあるいは夫婦だけで生活していて、かつ非常に貧しい高齢者世帯に食料や生活必需品を届ける事業のようであった。各世帯に訪問し、直接声をかけてそれらの食料品や生活品を届ける。高齢者によっては誰が来たものかさえ、よくわかっていない人もいたが、何度も何度も感謝の言葉を口にし、帰りにはなんともいえない素敵な笑顔を添えて我々を送ってくれた。同行した方々はノルウェーからの支援を受けて、高齢者への援助活動をしているとのことであった。ルーマニアでは高齢者に対する施策はほとんど整っておらず、おざなりに対処されているのだそうだ。発展途上国でこれからEU加入を予定しているという国の性格上か、やはりこれから未来を背負うであろう子供たちへの施策は急ピッチで準備されている。しかし、高齢者に対してはそうではないらしい。家庭でも子供は大事にされるが、高齢者はそうとはいえないのが現状とのことだ。日本は法律や制度はルーマニアと比較すれば非常に整備されているが、家庭における状況こそあまり大差はないと思う。子供であれ、高齢者であれ人として存在する価値に違いはないはずなのにこういった状況は寂しすぎる。この国も日本も同様に、未来を担うであろう子供たちはもちろんのこと、様々な形で世を支えてきた高齢者たちのこともより考える必要があると思う。そういう意味でも、今日行動を共にした団体の彼らは非常に頼もしく、素晴らしい若者達だと感じた。

  2006.04.22

  コメント(0)

• 外国人

  外国人というのは不意に面白いことを言う。あやふやな言語知識を試すととんでもない表現となるからだ。それを言った外国人にとっては不本意だろうが、現地の人にとっては全く思いもよらない表現で新鮮におもしろい。ボビーオロゴンはそれを巧妙に使い、人気者になった。ここまでの短いホームステイ生活で自分もとんでもない表現を使って大笑いされた。例えば「チョルバ　デ　パントフが大好きです」本当は「チョルバ　デ　カルトフ」と言いたかった。「チョルバ」は酸味の利いたスープの総称で、「カルトフ」はジャガイモのことだ。「今まで食べたなかで何が好き？」と聞かれ「ジャガイモスープ」と答えたかったのだ。しかし「チョルバ　デ　パントフ」と自分は答え、爆笑を誘った。なぜなら「パントフ」は「靴」を意味するからだ。それからというもの、こちらのママは「ヨシ、今日はチョルバ　デ　パントフじゃないわ」と毎日のように言ってくる。それ以外では「他者が私の髪を切る」というような表現をしようとした時に、「私自身が私を切る」と言ってしまい、「ヨシ、それは『セップク』よ」と笑われたり…。といろいろです。

  2006.04.17

  コメント(0)

• WHY？

  ここに来て納得いかないことが一つある。俺は２５歳なのに２６歳と言われることだ。１２月生まれだからまだまだ２５歳なのに、生まれ年分で言わねばならず、こちらでは２６歳。おい、なんで人をそんなに老けさせるんだ。今、隣で医大生兄弟が勉強している（なぜか母も一緒）。ルーマニアの若い男性はかなりおしゃれに気を使っていると思うのだが、彼らは１９×０年代丸出しみたいな七三分けで、決してかっこよくない。ちょっと珍しいくらいかっこよくない。ちょっと間違えば俺のほうがヨーロッバナイズされているのではないかと思う。俺が伊達男と言うものを教えてやらねばならないな。

  2006.04.15

  コメント(0)

• 兄弟

  今日も暇な一日。しかも雨が降り、超寒い。冬に戻ったかのようだ。隊員でこんな寒い思いをしているのはごく僅かだろう。今、自分はホームステイ先の息子たちのPCで書き込みしている。自分が机を占領しているせいで彼らは今机なしで勉強している。申し訳ない。部屋も一番広い部屋を占領し、彼らの寝室をひとつ奪っている。本当に申し訳ない。彼らは医大生で、かなり勉強しなければならないのに、文句ひとつ言わず「気にしないで」と言ってくれる。なんてイイ奴らなんだ。あとは母親離れができれば君たちは最高だよ。そしてもう少しやせれば。塩とか砂糖かけすぎだから。

  2006.04.13

  コメント(0)

• ナマケモノ

  毎日寝すぎである。ガズダ（ホストファミリー）には「ルーマニア時間と日本時間の分を両方寝てるのか？」と言われたほどである。語学訓練が１時までに終わり、帰宅すると何もすることがない。だったら語学の勉強すればと言われるかもしれないが、「ルーマニア語漬けの生活のうえにルーマニア語を勉強しまくるのは絶対に身体によくない。」と根拠の無い理由をつけて宿題以外はほとんどやっていない。街を散策することもできるが、道路が穴だらけでボコボコだから捻挫をする可能性が高い。というわけで自分には寝るしか今はやるべきことがないのだ。訓練所生活当時、語学の宿題を完璧にやっていったことがほとんどなかった。そのため、語学の先生から「ナマケモノ」と呼ばれていたが、「まったくそのとおりだな」と思った今日この頃。こんなんで任地で仕事できるのかな。

  2006.04.12

  コメント(0)

• キネズ

  今日はホームステイ先より書き込みです。「どうせ日本語表示されないし、日本語入力なんてできないだろう」とタカをくくっていた。そして、「１ヶ月くらい連絡つかないことなど普通だよな。問題なし。」と考えていた。ところが、こちらのママから「日本の家族に連絡しなさい」と予想外にE-mail使用の命令をくだされ、ついでに書き込みした次第です。首都のブカレストを離れ５日目。風邪でやや体調を崩したが今のところまったく問題ない。たまに「キネズ（中国人）」と言われるくらいだ。危害を加えられるわけではないし、１ヶ月しか生活しないからいっそのことキネズで行こうと思う。こちらの家族や語学学校では誰も全く日本語を話せない。やさしいルーマニア語で話してくれているせいもあるけど、まぁなんとかなっている。たぶん。ここヤシという文化都市ににまた一人インターナショナルなグローバルな男が生まれようとしているようだ。

  2006.04.11

  コメント(0)

• ディープインパクト

  さて、今日の写真は「ルーマニアの市街地で出くわす一般的かつ日常的な風景」です。写真では見えませんが、彼らは中高生と思われます。実際には写真で見るよりもハードでディープですが、少しビビりながら撮影したのでこれが限界です。これを筆頭にルーマニア人は私達日本人には考えられない行動をとります。まだ滞在１週間ですが、列挙します。１．スーパーで会計前に食べちゃってる。２．しかも袋を開けて目的と違うモノの場合はそのまま戻す。３．レジ店員はモノを食べている。４．大声で隣のレジと話をしている。５．そのくせ、合計金額を小さい声で言う。６．おつりをティッシュや飴で渡す（硬貨がない場合）。７．公園に公衆体重計（有料）が置いてある。８．携帯のワン切りをする。今のところこんなもんです。この中にはまだ自分が実際には体験していないものもあるが、ほとんどは体験済み。これからどんなあり得ないことがでてくるのか楽しみだ。

  2006.04.06

  コメント(0)

• スタンダード??

  昨日は焦りながら日記を書いたせいでむちゃくちゃな文章となってしまったが、今日は落ち着いて書くことができる。現在、時間は午後の１４時半。今日はこれから様々なオリエンテーションを受けることとなっている。ちょうど２年の任期を経て帰国する先輩隊員も全員この隊員連絡所を出て行った。最初は少し緊張もして、居心地も良くはなかったのだが、人気が少なくなり身近な日本人がどんどん減っていくことを実感するとやはり寂しいものだ。この事務所・連絡所には何人かのルーマニア人が働いている。とても親切で社交的だ。美人のルアさんは今のところ自分のルーマニア女性好感度ランキングでダントツの一位である。（とはいっても何人もの女性と話していないけど。）自分には一人気になるスタッフがいる。アドリアンという職員である。こいつは男だ。気になるとはいっても変な意味ではない。この男は、長身で筋肉質な身体を持ち、腹にに響く重低音で話しかけてきては、ニヒルなスマイルを浮かべるナイスガイだ。しかし、顔の一部のパーツがおかしい。眉毛が完全に一直線につながっているのだ。まるで定規を使って極太マジックで線を引いたかのように。最初見たときは「あれ??ルーマニア人って眉毛つながってるのは普通で、けっこういるもんなのかな？」と思った。しかし、とりあえず今のところ彼しか眉毛のつながった人は見たことはない。何を考えてつなげているのだろうか。絶対に自分でも「他の人と違う」って気づいているはずなのに。昨日、彼の父も見かけたけど、全然つながっていない。ルーマニア語がもっと話せるようになったら聞いてみようと思う。そして、いつかこのブログで彼の写真を公開したい。

  2006.04.04

  コメント(0)

• 第1印象

  ルーマニアに着いて最初の日記を書きます。我々ルーマニア隊員2名は約12時間のフライトを経て3月29日オーストリアのウィーンに到着した。僕達はこの後、発展途上国へ向かう事など忘れ、文化的で芸術的な都市に興奮した。道に迷い珍道中を繰り広げながらもなんとか一日限りの観光を楽しみ、翌日ルーマニアへと旅を続けた。そして30日の夕方17時頃、我々はついにルーマニアのオトペニ-国際空港へ到着。事件はここで起こった。誰も出迎えがいない・・・。ありえないよな・・・。しかし、複数人のルーマニア人が声をかけてきた。それはもう一人の剣道隊員を出迎えにきた、剣道クラブの方々であった。彼らのおかげで路頭に迷わず済んだのだが、この日から数日の間、自分は少し孤独を感じる事になる。剣道隊員は4代目で認知度は高く、尊敬されている。そのため前任者と多くのルーマニア人が彼を歓迎した。そして、即日大歓迎会が開かれた。自分はというと、初代隊員で誰も来るはずもなく、長く続く剣道の話にも多少飽きていた。。先輩隊員が街を案内してくれたりしたものの、やはり剣道隊員の歓迎っぷりは羨ましくもあった。愚痴はこの辺で終わりにする。ルーマニアの首都、ブカレストの街並みはというと、第一印象は「灰色」。多くの建物が古くて暗い。「あぁ、オーストリアとは違うんだな」と実感した。人はというと、かなり「無愛想で適当」である。ホテルや事務所のスタッフは非常に好印象を受けたが、スーパーや飲食店の店員は客のことなどほとんどかまっていない。共産主義の名残らしいけど、ちょっとひどい。大方の予想通り、女性はかなり美人である。ハンパじゃない。先輩隊員たちからの歓迎会やオリエンテーションを経て、少しずつ任地での仕事に対しても実感を得てくる。自分の仕事はかなりハードになりそうな予感大だ。「ガラチのストリートチルドレンはかなり酷いらしいよ。」と言われた。ブカレスト市内でもストリートチルドレンを見たが、シンナーを吸引してかなりハイになっていた。「絶対に何回かは殴られるよ」と言われた。ううん、先行きかなり不安である。

  2006.04.03

  コメント(0)

全262件 (262件中 251-262件目)

< 1 2 3 4 5 6