a horse with no name byへなちょこまふゆ

【予想】フェブラリーステークス
東京競馬場　2016/02/21

実は昨年も同じことを書いたのだが、ダート界隈を長くリードしてきたホッコータルマエ＆コパノリッキーの二強体制維持がテーマ。前者が元気に前走・川崎記念ＪpnＩを制したからには、後者もこのレースの三連覇を成し遂げたい。ただし、前２走ともにマイペースで運ぶことができずに馬券対象から外れた今年は勢いに欠ける。得意コースの得意ディスタンスに替わって見直し可能と見るけれど、復活を高らかに謳い上げるには昨年同様前半をロスなく立ち回る必要がある。
既成勢力の体制維持が表のテーマなら、逆に４歳モーニンorノンコノユメorホワイトフーガによる世代交代が裏のテーマ。芝コースと違って選手寿命の長い砂の世界で世代の入れ替わりにはそれなりの時間を要すると、本稿は見ているがどうか。
素質豊かなモーニンは前走根岸ステークスも完勝だった。それでも57kgを背負うのは今回が初めてだから、一発回答まではむずかしいかもしれない。
ＪpnＩ優勝->ＧＩ２着と結果を出してきたノンコノユメは既に怪物級とみなさなければならないが、極端な脚質でしかも人気だから不発もありうべしと考えて、馬券から外す。勝たれても全く驚かない。
ホワイトフーガも引退したサンビスタのあとを継いで既に新女王の座に就いている。しかし牡牝統一王者への道はさらに険しい。
穴を買うなら、着実に上がってきたロワジャルダンor老兵の域にさしかかる、かつての覇者グレープブランデー。ともにバテない強みがある半面、決め手勝負になると善戦までだ。最後の直線のどこかで前と入れ替わるようなペースと展開を待つことになる。

◎10グレープブランデー　○03コパノリッキー　▲06ロワジャルダン