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カテゴリ:ヨンジュンssi
昨日から、日本列島が寒気にすっぽり覆われ、記録的なの大雪。 交通マヒや、いろいろな事故が起こっているようですね。 うちの方も、昨日は雪が積もりました。 皆さんのところはいかがですか? 昨日は、久しぶりの日曜のお休みだったのに、どこにも出かけず、 たまっていたDVDを見たりしながら、1日家にこもっていました。 旅行の疲れもあったのだと思いますが、一度もパソを開きませんでした。 体調が悪いわけでもないのに、なんとなく・・・なのですが、 日記の更新もすごく気になっていたのに・・・。 以前は、ネットを開かないと何の情報も入らず、取り残されたような気持ちだったのですが(これは、ネット依存症なのかもしれませんね。) でも、今回は、寂しいような気持ちの中に、ほっとしている自分がいました。ちょっと息切れかな?? 今朝、携帯に、心配メールが届いてました。なんだか暖かくなりますね。人とのつながりっていいな~と感じた私です。 昨日、久しぶりに映画「スキャンダル」見たのですが、 舞台や装飾品の美しさはもちろん、ウォンの心の葛藤が、以前見たときよりよく理解出来たような気がしました。 やはりヨンジュンさんの目の演技は、すごいですね ★『ヨンジュンさんが書いた「スキャンダル」日誌』 です。 【 あと4ケ月・・・まだ契約書に印を押す前だった 】 希代の浮気者チョ・ウォン役をするようになるまでに、映画会社も私も幾つもの障害をクリアしなければならなかった。 私の方ではマネージャーを包め、全ての者が映画デビュー作で「史劇」をするということに猛反対を叫び、監督も私を念頭に置いた事がないということだった。 理解は出来る、ドラマの中のイメージだけ思えば確かに冒険だから、しかし周りが反対をすればするほど 私の中でもう一人の私が「これは私の役」と言うシグナルをしきりに送る しかし、私自身もまげを結った私の顔の想像が出来ない事は同じだった。 映画会社と私と皆で一応扮装テストをして見る事にする、めがねを外し、ひげを付けて、韓服を着てまげを結った。 生まれて初めて後ろ髪を上げてまげの中に隠し網巾を付けてみたら一瞬息詰まるほどに頭が痛たく、すぐにでもとりたいと言う考えしか浮かばなかった。 イ・ジェヨン監督の細かさはまげを結う時も今の頭に網巾だけをつけることを許さなかった。 毎回こんなにきつく締めなければならないということなのか・・・ 皆「意外によく似合う・・」と言う鼓舞的な反応に痛さを忘れたことも少しの間・・・ 撮影期間が4ケ月・・・頭がおかしくなるのではないか・・・・ うーん・・・まだ契約書に印を押す前だった 【 ぎゅっと触ってみるように!僕もするだけしたから・・・】 すべての俳優が作品を始める前に多くの準備をする、しかし今回は「足さばき」から学ばなければならなかった。 撮影の前、三清閣で両班の所作、立ち居振る舞いから、韓服の着こなし、茶道を学び、 慣れない韓服を着てこの動作あの動作をしていたら次第に歩くことさえ難しく感じられる、それに乗馬、剣の使い方、 そしてチョ・ウォンが多くの女性との情事をまくら絵に残すために筆を持って韓国画を描く練習までしなければならなかった。 昔の人達は詩・書・画に秀でているのみならず自分の家屋を直接設計までするほど色々な事が出来ると知り、ふと20世紀に生まれたのが幸いという気がした。 それにまた一つの重要な課題は体重の減量、朝鮮時代のソンビに筋肉質の体格は似合わないからだ。 クランクインまで2ヶ月あまり残った時間、運動量を大幅にふやして節食に突入した。 会う人会う人に痩せたようだと言われるが、でも毎日会うスタッフ達は特に反応がない。 安東での撮影の日、プロデューサー ユ・ジニさんとスチール テ・ファニに自信ありげに一度触って見てと言う。 しかし帰って来きたのは彼らの無反応、「なーに・・前がどうだったのか分からないのに痩せたのかどうなのか分からないでしょ?」 その後、おやつのテーブルに急いで歩いていってしまった・・・・ 【 無事に終えるようにしてください 】 2003年2月6日、いよいよ撮影初日、薄い韓服に冷たい冬の風が透き間から入って来る、映画の巡航を祈る御祓い、笑みを浮かべて紙幤の束を口にかんでいる豚の頭の前でミスクお姉さん、ドヨンさんが頭を下げた ミスクお姉さんが手で頭を支えているあの姿勢は、撮影期間始終お姉さんの頭を私のまげよりもっと苦しめるようになる4kgのかつらの重さを支えるためだ。 あのように深く頭を下げ額を付きながら私は何を考えていたのか? 監督、スタッフ達、ミスクお姉さん、ドヨンさん・・・皆能力あって頼もしい人達・・・彼らと無事にこの長い撮影期間を終えることができるのを・・・・ 眩しく白いトボチャラのチョ・ウォンが静かに話す そして初の映画、最善をつくして私を信じている家族を失望させないように・・・ 良い思い出の一場面として・・・・新人俳優になったベ・ヨンジュンがささやく でも、やはりこの世の中に簡単な仕事は一つもない、「しました(古語)」、「違う(古語)」などの台詞は殆ど外国語のように感じるほどでその量も半端ではない。 そこにこのチョ・ウォンと言うキャラクターのずる賢く振舞う事は想像を超越 甘い台詞は数えきれないほどした、涙もたくさん流してみたけれど・・ 口では純愛を告白しながら振り返ると不敵な笑みを浮かべるこの役の境地は簡単ではない。 ことば少ないイ・ジェヨン監督も心の中では心配が多いはず ああ~・・・消したタバコに無意識に手が行く、別にダイエットをしなくても痩せて行くのが分かる こう言う事だと分かっていたら、わざわざダイエットをしなくても良かった。 ヨンスリ綜合撮影所のセット、芙蓉亭での場面をずいぶん撮った2ケ月の間でいつ撮られた写真かは分からないがその表情がいかにも深刻だ。 負担になる事と重圧感をタバコの煙と共にどんなに消し去りたかっただろうか・・・・。 【 ヨシーンで監督は本当に変わっている 】 「ヨシーン」・・・史劇のベッドシーンを呼ぶには本当に機知に富んだ命名だ。 チョ・ウォンが寝床を共にする女性は芸者、いとこであるチョ氏夫人のご主人が迎える妾と 同時に昔の女の娘であるソオク等で(書いているとめちゃくちゃな家庭だという思いが・・・) その数か1~2名では終わらない。 そう考えると「ヨシーン」・・撮影も何回・・・ チョ・ウォン、本当に女性も多いという考えが頭に浮かぶ、 演技も演技だが大きな画面に映った時はどうだろうか、それに女優が緊張すればそれをカバーしなければいけないはずの男である私の役割が でも、考えて見れば私も生まれて初めて撮る場面ではないか 初めてのベッドシーンがぎこちないので監督が一つ一つ身体で実演して見せてくれたので本当に助かった。 あえぎ声、ベッドシーンでの動きまで真剣に演技してくださる監督はさながら救世主のように見える。 緊張感が漂う撮影場・・・ 監督とPDは何が問題かモニターを見てだれにも聞こえないようにひそひそと話を交わす。 私はそれとなく大声で叫ぶ「も~何の話をしてるんですか?どうか、僕にも聞こえるように大声で話して!!!」一瞬撮影場が笑いの海になる。 しかし、いくら振り払おうとしても自分に迫って来る緊張感を隠すことはできなかった。 ・ 【 李美淑 姉上様、兄さんと呼んでもいいですか? 】 ミスクお姉さんと撮影がある日が唯一心が落ち着いた。 演技指導を自らかって出てくれたお姉さんの一言一言が嬉しかったのは、お姉さんの深くて広い人間性のためだ。 現場で「製作部長」と呼ばれるほどお姉さんの視野は誰よりも広く豊富な経験を 後輩や仲間に対する思いやりと雅量で解くことができるお姉さんを本当に尊敬した。 撮影の追込みでもやっとカメラを持つことができる心理的な余裕が生まれ 花が咲き始める三月には写真を取り始めた。 この写真は映画の初段階のタイトルシーケンスから出てお姉さんが初めて意味ありげな視線を交わす場面を撮影する時、私の場面がない幕間に取った。 白の大礼服を派手に着飾ってPDと次のカットを議論する姿で スチルでも、動画でも、ビューファインダー越しで見えるミスクお姉さんの存在感は到底言葉で言えないほど大きく感じられる。 【 監督の演技才能が惜しい 】 イ・ジェヨン監督が几帳面だと言うのは噂で聞いてたけれど想像以上で そしてユーモラスなことも想像以上だ。 どんな機知に富んだ言葉を言うのか、後ろ向きになって一歩一歩、歩いて行ってみると笑いが出てもう一度監督を振り返るようになる。 そして直接演技をしたように見える時の姿を見ることは、また一つの撮影場の楽しさだった。 鋭くて色っぽいチョ氏夫人の表情、不敵なチョ・ウォンの演技をする時は勿論で、スク夫人の慎ましい歩き方をして見せる監督の姿はどうして俳優をしなかっただろうかと思う。 並んで立って監督の動作を真似している私の姿・・・ 一緒にキャラクターを研究しながらこうやってみようか、あるいはああやってみようかと熱心に話していると、 ますます私達二人は姿と表情が似てくるようだ。 モニターを見下ろしている監督と私の姿は身長の差があるだけでそのほかは全く同じ?・・・ もう一つの監督の特徴,絶対に大声を出さない 私が取った写真の中で監督も背景に埋もれてシルエットだけ浮び上がっている まるで周辺がどんなにうるさくても自分のペースを失わないあなたの姿のように 【 早く、はやくキスを終わらせます! 】 貞淑のスク夫人役を引き受けたチョン・ドヨンさんをターゲットに誘惑作戦をしながら、恋に落ちるキスの場面を撮る現場で、緊張感は「ヨシーン」に劣らない。 短いキスだがスク夫人には初めて愛の感情を身体で受ける意味で、私にも他の女性のようにむやみに出来ない感情が心を通り過ぎる場面・・・ 浮気者の笑いよりもっと難しいこんな微妙な感情の表現だからNGも凄くたくさん出した。 それにひげを付けてするとNGが出る度に少しずつ落ちるひげをまた付けなければならなく 天気も不順で、雨が降ったり止んだりでの中を繰り返したのだからスタッフたちも当惑は同じだ。 深刻な表情の二人の俳優を取り囲んでいるそれよりもっと深刻な撮影チームの姿、 たぶん心では「早く、はやくキスを終わらせろ!!!雨がもっと降る前に!!!」と思っていなかっただろうか? 【 本当にお疲れ様でした 】 スタップたちの苦労がどれほどかは多分経験してみない人には分からない 準備期間も長かったが冬から夏にかけての長丁場で 特にスタッフ達の隅々までに手が行き届かなければならない史劇の現場で働くスタッフたちの姿は自然に人を感動させる。 カメラに入る韓屋の隅隅に油を塗り水を振り撤いて色をもっとよくするために余念がない美術チーム。 どんなに一生懸命するのか時々、撮影監督はアングルをのぞき見てこの様に叫んだりした。「いや!!そこは入らない!やめてもいい!!!」 ウンリム山房での船の場面でカメラを積み船を撮るために一日中池に身を浸していなければならなかったグリップチーム。 時には、葦を一つ一つ植えている助監督、何の予告なしに出入りを繰り返す憎いお日様をうらみながら睨んでいる照明チーム でも、本人達は分からないだろう、その瞬間々、彼らの姿がどれほど美しかったことか カシャカシャと彼らの姿をカメラに収めながら彼らとの思い出を私の心の中に刻み込んだ。 長く感じられた撮影の時間・・・ しかし振り返えてみれば短かった刹那の瞬間のようにジーンと来た 今「スキャンダルー朝鮮男女相悦之詞」は作った人達の手を離れ最後の判断は観客に委ねることが残されているが・・・ 私には一枚の古い黒白写真のように長く取り出して見たい記憶になるでしょう。 では、また夜に・・・ byミイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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