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今日も歩いて健康になろう

今日も歩いて健康になろう

季節性情動障害

季節性気分障害
季節性気分障害 posted by (C)みえこ55

ある季節にのみ抑うつ気分に似た症状が出る精神障害の一種を、
「季節性情動障害」というのだそうです。
日照時間が短くなることで、光の刺激を受けることが少なくなり、
神経伝達物質のセロトニンの分泌が減り、
脳の働きが低下してしまうことが原因のひとつと言われています。
また季節だけでなく、
低気圧と鬱の関係も最近は科学的に証明されつつあるようです。

病的とまでは行かなくても、
お天気が悪い日が続いたり、寒さが増してくると、
気分は晴れやかでなくなってくることは、
多くの方が経験していることと思います。

また冬場のこの時期、日中働くビジネスマンは、薄暗い時間に家を出て、
日中はオフィスの中に缶詰となり、
暗い夜道を帰るというライフサイクルになりがちだと思います。
平日は休憩時間にでも10分でも20分でもいいので、
外に出て日の光を浴びたり、
リズミカルに歩いたりしてみてはいかがでしょう。
セロトニン神経を刺激するためには、
日の光を浴びることと、リズミカルな運動を行うこと、
咀嚼運動の3つがより効果的であるといわれています。

働く人たちの健康相談を担当していると、
なんとなく元気がない、
なんとなくやる気が出ない、
なんとなく調子が悪い、
といった病気とまでは行かないのですが、
すっきりしない体調のまま、毎日を過ごしている方が多いと感じます。

年齢とともに体力も気力もだんだん低下してくることは、
どんな方にもありえることです。
「なんとなく」という状態が本格的な不調になる前に、
日々、心とからだのメインテナンスを心がけ、
体調を整えることがとても大事ではないかと思います。

寒いから、暗いから、と体の不調をお天気のせいだからと言って、
あきらめずに、
知恵を使い生き生きと毎日を過ごしたいものです。


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