★本・東野圭吾『容疑者Xの献身』(゜▽゜;)
今更ながら・・・(゜▽゜;)東野圭吾さんの『容疑者Xの献身』を読みました。実は、去年の10/22に、【e書棚楽天市場店】さんから当選通知が来ておりまして。はい、懸賞で当選しました♪10冊の中から選べるとのことだったので、話題になっていたこの本にしましたww実は、ドラマの『ガリレオ』も、映画版も観てません(汗)。『ガリレオ』で話題になった天然石地球儀は、持ってますwwちなみに、【宝石地球儀.ジュエリー雑貨Piearth】さんのコノふたつ♪ 画像がなかった・・・詳細は、過去ブログに写真UPしてるので、2008/1/22ブログ参照。それにしても、本も懸賞も着画も、随分とブログ書いてなくて、溜め込んでしまってるな(汗)。今日は、ダーと会う予定だったのですが、連絡ないので(汗)。数週間前に読み終わった、『容疑者Xの献身』について、書こうと思います。天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。もう映画にもなった、人気小説ですので、知ってる方が多いと思いますが。何の先入観もなく(東野圭吾氏の小説を読むのは、これで2作目)、淡々と読んでいましたら、やはり、ミステリーと言うことで、先が気になり。一応読んでいない方もいらっしゃると思うので、ミステリーですし、ネタバレはしませんが、何と言うか・・・読み終わった後に、ぐっと来るものがあります・・・。あぁ、何でここまで。えぇ、そこまで読めなかった・・・。ここまでするとは、思いつきませんでしたが、いけないことです、勿論。絶対いけないことです・・・そして、切ないです。初出は『オール讀物』、その時は、『容疑者X』と言う題名で出していたようですが、『容疑者Xの献身』に改題して、正解だと思います。勿論、ミステリーです、『容疑者X』です。そのミステリーの展開、結末も、初めて読む方なら充分満足出来る、面白さでありますが、何より、読み終わった後に、この本の題名にもある『献身』と言う意味が分ります。勿論小説の中でのことなので、ここまでの献身が実際あってはなりませんが、『容疑者X』がここまで『献身』した、淡々とした毎日を送っていた、『容疑者X』が、生きる希望を見出したその生活のひとつに。このような事件が起こり、その希望に、自分の全てをかけてしまった・・・。その切なさ、そして靖子母娘の心情の動きが、読み終わってから心に残ります。ミステリーでありながら、その解読に考えさせられると言うよりも、人間の生活、心情・・・日常の生活の中で、色んな思いを抱え、悩み、考え、希望を見出しては、また落ちて行く・・・。そんな、人間のあらゆる面の心情を感じる、ミステリー小説でした。常識的範囲、人間として、してはいけないこと、それは本当に当たり前のことです。ただ、ミステリー小説として、なかなか心情を読み取ろうとすると、人それぞれの感じ方があると思いますので、言葉にするのは難しく。読んだ方々が、それぞれ、感じてみて下さい。★映画公開・ドラマ化記念・東野圭吾特集★