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A Thought in NY

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2007年05月の記事

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久々の満員電車

今日も最高気温は３０度のニューヨーク。街の至るところにあるホットドッグスタンドも暑そうです。先日、マンハッタンに行く電車に乗るときにプラットフォームが人だらけなのにびっくり。駅のアナウンスを聞いてみると、どうやら前の駅あたりで電車のケーブルが故障して、ダイヤが大幅に乱れているらしいのです。私は、９時５分発の電車に乗る予定だったのですが、その前の８時４５分発の人たちも、それより前の８時２８分発の人たちも皆、グランドセントラル行きの電車を待っているので、もう駅はすごいことになっていました。暑い日差しの中、ようやく到着した電車は、もちろん満員電車！久々の満員電車。日本にいたときなんて、ラッシュ時の山手線も中央線も、なんでも平気だったのに、久々ですとどうも落ち着きません。何しろ、私の利用しているこのメトロノース線、日本みたいに「つり革」がないんです。その為、揺れに対応するのは、自分のバランス感覚次第。一番気になりましたのは、数名のビジネスマンの新聞の読み方でした。日本のビジネスマンのように、きちんと折って読まないので、周りの人にとっても迷惑。これも、きっと満員電車に慣れてないからなのでしょうが。なんとなく居心地の悪い電車がグランドセントラルにやっと着いたときは、私も含めて皆さんとっても嬉しそうでしたよ。やっぱり満員電車は、大変ですね。ラッシュ時に電車を利用しなければならない日本の皆さん、お疲れ様です！

May 30, 2007

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メモリアルデー

今日は、「メモリアル・デー」。メモリアルデーとは、戦争で兵役中に亡くなった人達を追悼する日。アメリカの国全体で追悼する時刻は、ワシントン時間で３時。又、この日は非公式に「夏」の始まりを意味する日。うちのコンドミニアムのプールもそうですが、多くのビーチやプールが今日から開きます。夕食後、近くの海のそばの公園まで、散歩に行くと、もう夜の８時だ（＝ＮＹでは、まだ全然明るい）というのに、家族連れで大賑わい。バレーボールをしたり、フィッシングをしたり、フットボールをしたりしていました。とっても気になりましたのが、夕食後だというのに、皆さんのしてるバーベキュー。うーん、何を焼いてるのか知りませんが、とーってもいいにおい。海の風にあたって、波の音を聞いてリラックスし、家に戻ると、ドアに白い紙袋が。なんだろうと開けてみると、そこには階下に住むヘレーナおばさんからの差し入れが。それは、メモリアルデーにちなんだクッキーでした。アメリカ国旗の色、３種、赤・白・青の星型のクッキーは、申し訳ないのですが、食欲をそそらず。原材料をみると着色料のオンパレード。そういった毒っぽい色のお菓子には慣れているはずのＢでさえ、「まずそうですねー」などと英語なまりの日本語で言う始末。食べ物を無駄にしたくはないのですが、自分の体も大事なので、現在、この星型のクッキー（のちに写真をアップ予定）を目の前にして悩んでおります。誰か食べてくれないかしら。

May 29, 2007

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「人力車」？　ＩＮ　ＮＹ

今日の最高気温は、３３度と夏日。今週末は、メモリアルデーがあるので、連休のためかマンハッタンは、いつもより人で溢れてます。そんな中で、汗だくになって働いている気になる人たちをみかけました。それは、自転車タクシーの運転手。ニューヨーカーには、この自転車タクシー、「Ｐｅｄｉ　ｃａｂ　（＝ぺディーキャブ）」と呼ばれています。こんな風にグランドセントラル駅のあたりに停まってます。聞いたところによると、人力車ならぬ、自転車タクシーの運転手さんは、ほとんどがロシアや南米からの移民の方たちからなるそうで。彼等は、ＮＹＣにある貸し自転車タクシー会社ら、Ｐｅｄｉ　ｃａｂを借りて、仕事。会社によってもちろん違いますが、だいたい１週間に２００ドルで借りるそうです。それでは、一日どれくらい彼等は、稼ぐのでしょうか？あるぺディーキャブドライバーの話では、だいたい一日に１５０から２００ドル。ＮＹ市では、最低賃金が５ドル２５セントですので、マクドナルドで働くよりは、稼ぎはいいかも。普通のタクシーよりは、お得なのでしょうか？実は、Ｐｅｄｉ　ｃａｂは今のところ規制がないので、運転手はいくらでもチャージできるらしいです。たいてい１ブロック走るごとに１ドルくらいチャージしてるらしいのですが、もっと払えると思うと、上乗せするのが常識。でも、ふっかけられても交渉可能です。ＣＯ２をどんどん吐き出す普通のイエローキャブよりは、環境に、優しいですね。でも、排気ガスの充満するマンハッタンで汗だくになりながら働く彼等の健康が気になる私。この労働環境は、インドはコルカタ市で働く人力車の運転手と同じ？？？うーん、なんだかとっても暑そう！

May 26, 2007

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ＡＢＤになりました！

今日、ようやくＡＢＤになりました！ＡＢＤとはＡｌｌ　Ｂｕｔ　Ｄｉｓｓｅｒｔａｔｉｏｎの略でして、博士論文を残すのみというステータスになったことを指します。口答試験は、難しい質問もありましたが、なんとか上手く切り抜け、パス。３人の教授も私のやりたい研究にとりあえず同意してくれました。その試験のときの一場面で、Ｄｒ．ＳとＤｒ．Ｂは、二人とも気が強いことで知られているのですが、論議に熱くなり口論し始めてしまったことです。二人とも、自分の理論を譲らず、その場の雰囲気は最悪に。私は、ここは口出ししてはいけないっ！と黙って、熱心に聞いているフリをしながら、ドキドキしてました。これも研究に情熱的である二人だからこそ、起きた事だとは思うのですが。ＡＢＤになったことは、やっぱり嬉しいです。それより感動した事は、Ｄｒ．Ｓがプレゼンテーションがはじまる前に、「Ｍｉｅｋｏ，グリーンテイーは飲むか？」と聞いてきて、湯飲みを二つ持ってきてくれて、私にお茶を入れてくれたことです！Ｄｒ．Ｓは、全米で５本の指に入る人なのですが、こんな私に、お茶を入れてくれて、リラックスさせてくれた気遣いには、感動しました。いずれ、自分が何年後かに教える立場になったときに、生徒にそういった気遣いが出来るようになりたいと思いました。というわけで、今日はこれから　シャンパンで乾杯です！もちろん、Ｍｏｅｔ　＆　Ｃｈａｎｄｏｎで！

May 24, 2007

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院生活と家族

２３日にＳｅｃｏｎｄ　Ｅｘａｍといって、博士論文における自分の研究したいことを正当化するための試験があります。３人の教授の前で、Ｏｒａｌ　Ｄｅｆｅｎｓｅ（＝口答試験）をするのですが、そのプレゼンテーションの練習のために、だんなに半日休暇をとってもらって、ＮＹＣに行きました。ワールド・ファイナンシャルセンターで働く彼は、その為、前日は夜中まで仕事をして帰ってきて、金曜日は半日で仕事を切り替え、学校の入り口で待ち合わせ。そこで子達をバトンタッチ。こんな風に家族のサポートなしでは、院生活はミッションインポッシブルです。家族のサポートだけでなく、学校側のサポートもなければ、Ｍｉｓｓｉｏｎ　Ｉｍｐｏｓｓｉｂｌｅです。アメリカでは、たいていの学校にデイケアセンターが完備されているんです。州のサポートがあるので、生徒には格安で提供。ちなみにうちの学校の場合は、一日預けてたったの１７ドルです。質は、密かにニューヨーク市でナンバー１だと言われています！何故なら、Ｃｈｉｌｄ　ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｙ（＝児童心理学）やＣｈｉｌｄ　ｅｄｕｃａｔｉｏｎ（＝児童教育）を本気で研究しているスタッフが先生や先生の助手だからです。これは、ラッキーとしかいいようがありません。ママになっても学生ＯＫという環境を提供してくれるアメリカ。だんないわくハイスクールでもデイケアがあるところはあるそうで。そのためか、うちの学校のデイケアは、学生の子供のＷａｉｔｉｎｇ　リストは２年先までいっぱいです。何歳になっても、学校に行きたいのなら行かせてくれるというのは、有難い。私も自分と同じような立場や年齢の人が周りにはたくさんいるので、学生生活において肩身の狭い思いは全然していません。ちなみに、つい最近、アメリカで９５歳の女性が大学を卒業したらしいです。彼女は、今度は大学院入学を希望してるそうで。

May 19, 2007

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ＮＹでお花見

ご無沙汰してます！　約１ヶ月ぶりのブログです。又、不定期ではありますが、週末あたりには、書きたいことを書いていきたいと思ってます。それでは、「ＮＹでお花見」について。もうすっかり桜は散ってしまって、葉だけが青々としてる桜の木ですが、２週間前に「Ｃｈｅｒｒｙ－ｖｉｅｗｉｎｇ　ｐａｒｔｙ」＝お花見を研究室のみんなと教授としました。ＮＹでは、春になるとブルックリンのさくら祭りが有名です。最近では、ブルックリンのボタニカルガーデンだけでなく、セントラルパーク、私の家の近くホワイトプレーンでも、この「さくらまつり」が開かれるようになりました。「日本人と桜」これは、きってもきれない関係のようです。なんでしょうね。皆さんもそうでしょうか？　桜には、他の花にはない何か特別な物を感じませんか？　どの花もやがては散るのに、桜の花には「はかなさ」を特別に感じます。丁度、桜の咲くころが卒業や入学の時期にあたるせいもあるかもしれません。これは、アメリカ人には分からないと勝手に思っています（笑）。ところで、ニューヨークでお花見するなら、桜祭りもいいですが、「ルーズベルト・アイランド」が一番だと思います！このルーズベルト・アイランド、マンハッタンの東側のイーストリバーにあるのですが、マンハッタンの景色をバックグラウンドにした川沿いの桜の木々は、素晴らしいの一言。ショッキングピンク系のド派手な桜です！実は、うちの研究室では日本人は１０％しか占めないのですが、毎年ここでお花見が行われているんです。まあ、うちの教授がルーズベルトアイランドに住んでいるからというわけなのですが。レジャーシートをひいて、ピクニック。日本酒「黄桜」も３升、どーんとありました。栓抜きを忘れたため、せっかく買ってきた「Ｈａｎａｍｉ　Ａｌｅ」という名のビールが飲めなくて困っていたのですが、お花見に現れた日本人の団体様に助けられました。有難うございます。ちなみにルーズベルト・アイランドへは、地下鉄ではＦライン、車ではクイーンズ側の３６アベニューからしか入れません。ところで、桜祭りがニューヨークの各所で行われるようになったなんて、ＮＹ在住の日本人としては、ものすごく嬉しいです！

May 17, 2007

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