最初に食べたかったものは
いつもミネソタへ里帰りすると、海外へホームスティする留学生の様な気分になります。多分、それは義母のつくるアメリカの家庭料理をいただくからだと思います。訪れると、夕食をつくるのをかってでるのですが、今回は献立をいろいろと考えて買い物をしてあり(アメリカの人は、たいてい1週間分の食料を一度に買い物する)、外食する日まで決まっていたので、ここは有難く受け入れることに。アメリカの家庭料理。義母の呼ぶ「ミネソタ・ホット・ディッシュ」とは、いわゆるオーブン焼きの料理。例えば、初日は「ハンバーガー ヌードル キャセロール」でした。ゆでたマカロニ、炒めた玉ねぎとひき肉をトマトソースで味付けして、モッツラレラチーズを惜しみなく散らしたもののオーヴン焼きです。次の日は、夏の日にふさわしくBBQ.ターキーバーガーとポテトのチーズ焼き&サラダでした。そしてまたある日は、定番の「シェパード パイ」。炒めたひき肉をグラタン皿にしき、マッシュポテトをのせて、チーズをかけてオーヴンで焼いた物のことを指します。近所の人がたくさん遊びに来た日は、ピザをオーダー。これは、わがままを聞いてもらって、ピザの一つを野菜のみのピザにしてもらいました。料理を担当してくれたので、私は皿洗いとゴミだしをしました。そして、NYへ戻ってきたその日の夜、みんなに何が食べたいかと聞くと、返ってきた答えは、「鮭のおにぎり」。夕食がおにぎりのみなんて、日本人のだんな様、リクエストしないですよね?むすぶのが面倒な気がしたレイジーな私は、「お茶漬け」を提案。久々のさっぱりとしたご飯を食にする歓喜に思わず記念撮影。いろいろな国の食べ物が好きですが、最近では、歳のせいなのか、やっぱり日本食が一番いいなーと思います。