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今、書いているリサーチペーパーの一つのテーマは、日本人における沈黙について。
日本のことわざには、例えば、「沈黙は金なり」、「以心伝心」、「腹芸」などというように、「話すこと」に必ずしも肯定的な意味を持っているわけではないものがいくつかある。 有名な「松島」について、詠った詩には、形容詞がない。 言葉を使う事で松島の美しさが失われてしまうからだ。 しかし、日本だけでなく、フィンランドのような西洋の国でも、「Talk a little, listen a lot」のように、沈黙を重視することわざもある。 ことわざがその国の全ての人の行動を表しているわけではないが、何らかの一般的な社会行動を反映していると思われる。 このそれぞれの文化における沈黙の意味と機能が、どれくらい英語環境にある学校、特にアメリカの大学院で学習している日本人の「話すこと」に関係しているか、調査しようと思う。 つづく(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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