カテゴリ:MIEKO’S THOUGHTS(雑記)
子達について記事を書くのは、避けています。
というのも「のろけ」か「愚痴」のどちらかになってしまいそうだからです。 でも、今日は書かせて下さい。 先日、Pre-K(アメリカで幼稚園に行く前に通う学校の事を指す)に通うMを迎えに行くと、 「おかーさん、時計かって」と言う。 「時計?時計なんて、要らないよ。第一、読めないじゃない」 「今日ね、Eが時計をしてきたんだよ。ピンクの時計。プリンセスの時計だったんだよ」 「時計なんてしてたら、面倒だよ。お水で遊ぶときなんて、いちいちはずさなくちゃならないんだよ」 「------------」 「もう少し大きくなってから買ってあげるよ」 「じゃあ、なんでEは時計持ってるの?」 「------------」 一応、時計への憧れは治まったかのようにみえたのだが、その後も、機会があれば、「時計買って」とか「大きくなったらって何歳?」とかなりしつこい。 そして、数日後、5thAveを歩いてると、”Watch $5”の文字が目に飛び込んできました。 5ドルならいいかと、Mとそのお店・スーパーバリューへ。 店内はなんでも屋さんといった感じで、旅行カバンやらテレビでよく見る折りたたみ式で収納スペースをとらないザル、すべてメード・イン・チャイナだと思われる鉛筆やらコーヒーカップやらTシャツやらといった数々のNYのお土産品。左手のカーテンの奥には、エロビデオ・DVDのてんこ盛り! さてさて、時計のほうですが、Mはピンクの箱に入った時計を選びました。 ![]() 箱に249ドルと書いてあるのですが、本当にたったの5ドルでした。 初めての時計がまがいものだけど、まあいいかなーと。 Mは念願かなって大喜び。 数日後、いつものプリンセスの人形で遊んでるM。ピンクの時計の箱に数名のプリンセスをぎゅうぎゅう詰め込み、上へやったり下へやったりしてエレベータに見立てています。 「時計はどうしたの?」と聞くと、 「とけいは大きくなってからするの」 「???」 もしもし? あのー、外交官か営業マンのような粘り強い交渉の末に勝ち取った時計への執着心とかって、君にはないんでしょうか? というわけで、今は、時計がはいっていた箱の方が楽しいようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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