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2008/07/12(土)21:03

ドラマ「魔王」日本vs韓国

韓国ドラマ(8)

日本版「魔王」の2話目を見ました。韓国版の「魔王」は12話目まで見終わったのですが、ここまで見比べての感想。 韓国版は、前作「復活」も、相当いろいろな伏線が複雑に張り巡らされ、最後まで、全く意外な展開で、ほんとにはまりました。「魔王」も次から次へと謎が謎を呼び、怪しげな人物が次から次へと現れて、あと8話がどうなっていくのか、ちょっと予想がつかない状況になってきました。(「復活」でなくて「魔王」がリメイクされたのは、 おそらく「復活」の一人二役をこなす主人公がいないのと、 「魔王」の方がリメイクしやすい内容だからか!?) そして日本版。ほとんど原作通りです。しかし、しかああああし、です。韓国 20話×65分(韓国はCMなしの、65分放送)日本 11話(かな)×実質45分という絶対的に短い時間数で、こんな複雑な内容を表現できるはずもなく、結局は、ものすごい短いダイジェスト版で、1話目で韓国4話目までの謎が一挙に放映され、2話目にして、10話目くらいまでが一挙に放映。出てくる人間の数も、少なくなってるので、その分、謎解きはほとんどなくて、すっきりストーリー・・・。分かりやすいのが日本ではいいかな。弁護士が、いきなり黒の皮手袋でタロットカードを封筒に入れてるのには、ビックリした。ほんまにビックリした。韓国版では、12話目でもまだわからんもん。しかもこの黒手袋は、いろんなところでの重要アイテムなのに!ちょっと2話目で興ざめだ~。大野君はまだがんばってると思う。(でも正直ジフンの方が、怖い)  もうちょっと全体に年を取った俳優でないと、これだけ重いテーマの内容のものは扱いにくいね。といってもジフン君もシン・ミナちゃんも若いけど、かなりの演技派。オム・テウンの苦悩の姿はまいどですが、好きです。ファウスト、神曲などがかなり物語に深みを増させる重要なキーワードやったけど、さら~、って感じで、「魔王」というテーマの意味が浅く終わりそうだ。「復活」も同じくキリスト教のテーマが深く横たわっていて、とても重みのある作品だった。 サスペンスもののドラマでは、私の中で日本、韓国合わせて、(「相棒」を越えて)「復活」がダントツ一位!音楽、映像、俳優、配役、などなどどれも非常に素晴らしい。でも、これも日本で放映されると、毎回20分ほどカットなので、全くストーリーがわかりません・涙。 と文句をだらだら言いながら、次も見てみよう・笑。 ☆追加で書くと、予備知識なく見て、それでも楽しめるドラマだと 思いますよ~。 韓国版は、長いですから、日本では受けないと思います・笑。

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