しばらくお休みしてしまったのですが、それには、わけが。
なーんと!
今、日本中を騒がしているあの!
楽天イーグルスの本拠地である、仙台に初上陸してきたのでありました!いえーい!
仙台は、ホントに街中がイーグルスフィーバー。
素晴らしく盛り上がっておりましたね。
「楽勝弁当」なるものも販売されていて、ちょっと笑った。(笑)
まあでも、外から入り込んで、ここまで受け入れられるには、相当大変だったと思いますよ、我らがミキティ。(笑)
よくがんばってくれました。ぱちぱちぱちぱち。
仙台では、牛タンは2回食べました。
最初は味噌味、2日目は塩味。
どっちも美味しいけど、感動するのは、あの肉の厚さと柔らかさだなー。
東京で食べる牛タンは、まるで生ハムみたいに薄いのが多くて。
・・・あ、でも、昔あったなあ・・・
食べ放題の焼肉屋で、厚切りのタンが山盛りに詰まれていたんだけど、
その表面に、しっかりと「味蕾」がボツボツと・・・ぎゃーー!!(苦笑)
あれは、ちょっと食えなかったなあ・・・
もとい。
もうひとつ、感動すべきは、
仙台では、「麦飯」がやたら美味い!!
さすが米どころ宮城だけのことはあるなって感じで。
東京で、牛タンっていうと、なんとなく「ねぎし」って思ってしまうんだけど、あそこの麦飯は、とろろかけないと食えないくらいボソボソだもんね。
だからとろろが必然的にセットについてくるんだ、と思ってたんだけど、仙台行って考え方が変わりましたわ。
米のうまいのってのは、やっぱり幸せだわね。うんうん。
(あ、ちなみに東京で買えるうまい米ならここだわ。マジうまい。)
旅に出ると、必ず欠かさずやってくることがあるんですよ。
それは、
デパ地下探訪!(笑)
デパ地下、もしくは大きなスーパーに行くのが、大好きなんですね。
というのも、食品売り場には、地元の台所情報が、わんさか溢れてるんですね。
見たことない食材なんかも、意外と多かったりするんです。
特に、魚介類は見てて楽しいね。
あと、ソースとか。その地方でしか売られてない「味噌カツソース」とか、見つけた時は一人静かに興奮してるんですよ。(笑)
で、今回仙台のダイエー地下2階で出会ったヤツ。それは・・・
これ、ホタテの「稚貝」とゆーて、本来なら10cm以上にもなるホタテを、まだ小さいうちに食べちゃうってやつなんですね。
殻の直径は4cm前後、 小さいけど中にはしっかりと、ベビーホタテが入ってるんですよ。
これが、ざらざらと山積みに売られてて、なんじゃこりゃ?どーやって食うの?と疑問に思ったわけです。
(北海道の市場にはあったんだけど、あれは加工用の素材だったし・・・)
近くにいた、鮮魚担当のお兄ちゃんにたずねてみると、
「ああ、これは味噌汁で食べると美味しいんですよー」
という。
「どうやって味噌汁にするの?殻むくの?」と更にたずねると、近くによってきたおばあちゃんが、
「あー、それはねー、殻洗ってそのまま味噌汁にいれんの。うまいよー!それでねえ・・・」
と、かなり余計な解説も含めながら、教えてくれたわけです。
まあ、あさりの味噌汁とかしじみの時みたいに、殻を水でよく洗ってから、水から鍋に入れて沸いたら味噌を入れる、ってやつですね。
「へーーーーーーーー!!!珍しい!!」
というわけで、早速お土産代わりに購入。
つっても、一山(30ヶくらい)で、たったの150円だよ?
タダみたい、って思ってしまいまして。(苦笑)
保冷袋に大事に入れて持ち帰り、自宅で味噌汁を作ってみたところ・・・
「げ、激ウマ~~~~~~~~!!!!!」
そらー、もう、感動なんてもんじゃないですよ。ご馳走ですよご馳走。
しかも、味噌も先日入手した、いいお味噌だったもので・・・
もう、何にも変えがたいご馳走だったことは言うまでもありません。
ホタテの身も、思ったよりしっかりしていて、直径1.5~2センチくらいはあったし。生から炊いてるから、身はぷりっぷりで美味しいし、小さい分繊維も柔らかいし。
おまけに、ホタテの殻からたっぷりといいダシが出るんですね!
これは、本気で感動するくらい、いいダシでした。加えて、いい味噌だもん、そらうまくないわけがない!
いい米、いい魚、いい味噌。
日本人で、これを幸せに思わんヤツはいないだろ、っていうくらいの、三種の神器。
うーん、いいなあ、日本の食卓・・・(笑)
というわけで、牛タンも美味かったし、仙台の旅も楽しかったんだけど、
スーパーで買った150円のホタテが素晴らしかったという、すごくビミョーな日記でありました。(笑)
でも、ぜひぜひ、やってみて下さいな。冷凍モノでも、味噌汁なら十分だと思うよ!