全国から美味しいお取り寄せが大ブームになっている昨今、「取り寄せられない美味しいもの」が非常に気になります。
最近の私の大注目テーマは、「日本各地で古来から食べられている食品・惣菜」。
というわけで、みのもんたの話題になっちゃうわけです。(笑)
「おもいっきりテレビ」と言う番組の1コーナーで、「知れば知るほどこれはよさそう!」というのがあります。
これは、地方独特の食べ物や食べ方を紹介するコーナーで、高齢なのに元気なおばちゃん(あえてそう書きますが)たちが、方言丸出しで料理を作ってくれて、若いリポーターがそれを試食する、というもの。
今のように、食品が豊富でない時代から、脈々と伝えられてきている郷土料理は、見ているだけで健康によさそうで、美味しそう。
というのも、この調理方法を見ていると、本当にこの素材のよさを余すところなく、上手に食べているという実感があるからです。
飾らない、でもしっかりと栄養バランスを考えて、作っている料理。
発酵の技術なども存分に駆使して、素材をパワーアップさせているのが、本当に素晴らしいと思います。
例えば、先日放映されていた「おみいさん」という料理。
徳島で古くから食べられている料理なのですが、米に里芋とからし菜を加え、味噌玉を乗せて炊き上げ、一度かき混ぜて更におこげが出来るまで加熱する、というもの。
米が不足していて、量を増やすために考案されたとのことでしたが、かまどで大きな釜で炊き上がるねっとりとしたご飯は、テレビからお味噌の香ばしい香りが漂ってくるように感じられました。
おもいっきりテレビですから、やっぱりここで効能分析をするわけですが、やはり健康維持に役立つ成分だったり、認知症や骨粗しょう症に有効であったりと、非常に理にかなっているんですよね。
今、都会に暮らす人たちは、子供の頃からコンビニの料理や、即席の料理を多く食べてきています。
インスタントで、体にあまりよくない添加物を多く摂取してきている傾向にありますね。
もちろん、添加物の全てを否定するつもりは毛頭ないですよ。天然由来の、自然のものも添加物としてひとくくりにされていますから、ここは誤った認識として、正していきたいところではあるんですが、それにしても「体の基礎が作られる幼年期」に、あまりいいものを食べてきていないように思えます。
だって、私達子供の頃って、アトピーなんて聞かない病名でしたもんね。
皮膚疾患の子はいたけど、クラスに1人どころか、学年に1人くらいしかいなかったように記憶してますよ。
子供の頃は広島にいたので、台車を押して宇品から行商に来るおばちゃんから、魚をよく買って食べていた記憶があります。
きびなご、こいわし、かわはぎが私の好きな魚でした。
きびなごやこいわしは、 唐揚で。かわはぎは、煮付けにするのが大好きでした。
そんなものを食べて育った私は、おかげさまで立派な骨太。
今の子供達にもぜひ食べさせてあげたい、本当に美味しい魚でした。
実家にいた頃は、よく食べていた料理でも、離れてからは作り方すらわからない、ってこと、ありませんか?
ぜひ、教えてもらえる人がいたら、教えてもらってください。
母親の手料理や、地元ならではの郷土料理。
これは、お金では買えない財産なんですから。。。