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2022.07.02
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全17件 (17件中 1-10件目) トスカーナ&プーリア旅行記 ’07 7月
カテゴリ:トスカーナ&プーリア旅行記 ’07 7月
こんにちは。 唐突に、まだ昨年の旅行記を始めてみます。 きっと、皆さんにまた、失笑されてしまう・・・・・
きっと、どこを旅行してたんだかもお忘れでしょうが、プーリアですよ。 今日は、街の紹介というよりも、イタリアの飲み物です。 上の写真、”CHINO” とかいて ”キノ”(アクセントはノですよ)というんですが、イタリアでよく目にする炭酸飲料です。 通称”キノット”とかも言われているみたいです。(というか、サンペレグリーノの出しているキノットがキノっていう商品名なんだと思うのですが、定かじゃないです。) キノットっていう柑橘類がありまして、それを香料にして作った飲み物が”キノット” 味は、ちょっとスパイシーなコーラって感じです。 私これが大好きで、イタリアにいくと必ず飲みます。
今のところ 日本では見たことがないので、イタリアにご旅行の方、是非試しに飲んでみてください! ほかにも、サンペレグリーのは ちょっと 大人な炭酸飲料をたくさん出していて、”ほろ苦いオレンジエード” とか ”カクテル”という名の食前酒風味の ノンアルコール飲料とか・・・・ 夕食に出かける前に、BARで一杯食前酒を飲む習慣のある彼ら。お酒のまったくだめな私はよくこの”カクテル”を勧められました。 味はカンパリソーダ。ほんの少し苦味があります。でも、もちろんノンアルコール。 話の種にイタリアにお出かけの際は探してみてください。
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2008.09.07 18:16:59
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2008.06.10
カテゴリ:トスカーナ&プーリア旅行記 ’07 7月
マテーラの町で熱さにやられるも、次の日にはぴんぴんで”まだまだ、私もいい回復力持ってるじゃないか!!”と感心。 プーリア最大の都市バーリを見ることなく、予定はつまっているので、後ろ髪を惹かれる思いで、オストゥーニへと急ぎます。 プーリアは小さな街にいつも”白亜の街”とか ”バロックの街”とかキャッチコピーがついているのですが、オストゥーニはまさに”白亜の街” 遠くから近づくと真っ白なおとぎの国が緑の中に浮かびます。 比較的開けていて、交通の便もそれほど悪くない(いいとは言えないですが・・・)この小さな街に拠点を置いて残りのプーリアのたびをまわることにしました。 ちなみにこの写真はオストゥーニの道端に生えていた植物。 こちらレッスンでも良く使う、ケッパーです。先っぽがちょこっと赤みがかっているのが、つぼみで、小さな白い花が咲きます。 あの、よくスモークサーモンに添えてあるのはこのつぼみを摘んで酢漬けあるいは塩漬けにしたものです。 意外とどこでも生えてます。
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2008.06.10 18:51:04
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2008.05.12
カテゴリ:トスカーナ&プーリア旅行記 ’07 7月
![]() 『6月に2週間お休みをいただきます』→明らかにイタリア旅行です。 ということで、去年の旅行記が終わってないことに自分でびっくりしています。 今回は、マテーラ。マテーラは、プーリア州ではなく、バジリカータになるのですが、プーリアとの境にあるので、いってみました。 ところが、実は旅の中で一番心に残っている場所になりました。マテーラは、石の洞窟が集まったような町で、世界遺産にも認定されています。 その、様子はまさにキリストの時代のエルサレム。(いったことはないので分からないのですが、イメージとして・・・) 実際、何年か前に上映されて 話題になった メル・ギブソンの『パッション』のロケ地にもなっています。 とにかく暑く日差しが強い日で、石の街入ると、人影はまばら。 そりゃそうです。ほんとに危険なくらいの暑さですから。水を買って、ひたすら街を見学すると、団体の人たちが見えました。 誰かいる!!と思ったら、日本の観光客の方々。 やっぱり、日本人ってすごい! でも、もっとすごいのは石の家。外からはなんだか本当にはるかかなた昔にタイムスリップしたような様子で、街全体が石釜のように暑いのに、中に入るとひんやりしていて気持ちがいいんです。しかも、さすがは イタリア人。CAFEも中に入ると素敵なインテリア。 実はこの後、途中であまりの暑さでふらふらしてきた私、大事をとってはやめに退散。ホテルに帰ったら暑いはずが、震えてきてしまい、これがもしや熱中症?とせっかく一日しか滞在しない予定だったプーリア最大の街、バーリもまったくみれないという事態が待ち受けているのでした。 なので、また、絶対いつかいってやる!!と胸に決めました。 皆様も、南イタリアご旅行の際は是非、マテーラおすすめですよ!! でも、夏は避けたほうが無難です!
2008.04.08
カテゴリ:トスカーナ&プーリア旅行記 ’07 7月
あまりにも久しぶりでございますが、やり遂げる意志のある去年の夏の旅行記、少しずつですがちゃんと最後まで綴りますので、どうぞ気長にお付き合いください。 前回あまりにも前すぎて自分でも見返してしまいましたが、海水浴にいったみたいです その後訪れた街は Gallippoli ガッリッポリです。 この街はやっぱり魚介がおいしー!! 私の好きな 青山にあるレストラン CORTESIAの 江部シェフは、かつてプーリアで修行をされ、今もレストランの料理にはそのプーリア料理のは存分に生かされているのですが、そのシェフにプーリアに行ったならどこに行くべきか?とたずねたところ、この小さな街 Gallippoliとお答えに。 別に何かがあるわけじゃないんです。岬なので、景色は抜群。魚市場があるので食べ物がおいしい。もうそれで十分です。あとは、夕日を見ながらロザータ(プーリアはロゼワインがおいしいんです!)を飲みながらゆっくり食事できたら最高!!ということで、何もない町を見て、夕日がゆっくり見れそうなそして、おいしそうなトラットリアをさがし、準備万端。 けど・・・まだ日は高い。前も書きましたがイタリアの夏は日が長いんです。 夕日が見られるのは9時すぎ。そんな時間まで夕飯食べずに我慢なんて・・・ ということで、少し早めに、ゆーっくり食べて、最後に夕日が見れればOKと自分に言い聞かせ、まだオープンしたての海沿いのトラットリアでお食事。 絶対食べたかったのが、うにのパスタ。うまい!の一言です。うにのパスタってクリームもおいしいですが、やっぱりトマトですよね!!その他にも、Zuppa di Pescie(魚のスープ)の中には、ぷりぷりのいか、アンコウが入っていて、魚介を楽しませていただきました。
そして、やっとこの夕日。きれいすぎておなかいっぱい。(確実に本当におなかいっぱいだったんだとおもうのですが・・・) この夕日はきっと一生忘れません。
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2008.04.09 23:55:43
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2008.01.14
カテゴリ:トスカーナ&プーリア旅行記 ’07 7月
![]() 今日はすごく寒く、”冬”な一日でしたね。 なんだか年々こういう、”冬”な日が少なくなっている気がしますね。 そんな”冬”な一日の締めくくりに、わたしの2007年夏の思い出の続きを書き記したいと思います。 思えば”トスカーナ&プーリア旅行記”レッチェの記事、”次回は海水浴!”の予告をしたまま・・・・ ということで、こんかいはイタリアの海水浴です。 イタリア人はビーチだーいすき 海の家の前にはビーチパラソルとデッキチェアならんでいて、海の家で1日いくらか払うと(確か日本円で1000円ちょっとな額だった気がします・・・)この、パラソルとチェアを貸してくれて、快適なビーチ環境を約束されます。 そのほか、ビーチでは困るトイレやシャワーや更衣室なんかも海の家にちょこっと支払っておけば安心。もちろん飲み物や軽食なんかも購入できるのです。 わたしもこの海の家にお世話になり、デッキチェアに陣取ってみたのはいいのですが、すぐ飽きてしまい役に立ったのか・・・ こちらの海はプーリアのガーリッポリという岬の近く。 せっかく海のきれいなプーリアに来たのだから・・・と思い海水浴をしてみたのですが、結局印象に残っているのはガーリッポリで食べた夕飯でした。(食べることばっかりなんですね。) 何を食べたかは次回・・・・
2007.11.04
カテゴリ:トスカーナ&プーリア旅行記 ’07 7月
さて、今日は先日の謎?です。 こちらはレッチェ。お昼間の様子。 レッチェといえばプーリアの中でもかなり大きなバロックの街。 さぞかし人もいっぱい????なんと、大きな街にもかかわらず、人っ子が見当たらないのです。道を聞きたくても誰もいない・・・ なんか、この街外しちゃったのかなぁ?なんて思っていたら・・・・ こちら、おなじ街レッチェの夜の様子。 人であふれて、何かのお祭り???ってほどです。(後ろのガチャガチャしたのはみんな人の頭です。) そう。南イタリアは夜にならないと人が出てこないのです。 昼間は、暑くてたまらないので昔ながらのお昼休みをしっかりとって、(もちろん海は人がいっぱいですが)夜になって、日が落ちてきたらみんな街に繰り出すんです。(きっと先日の洞窟のレストランも、夜はさぞかし盛況なんでしょう。) でも、イタリアの夏といえば、夜9時ごろにまで明るいんです。ってことはみんな9時ごろから街に繰り出し、ご飯を食べ、夜中の2時くらいまでは騒いでる感じでした。 元気です。 まあ、一人旅にはうれしい明るさですけどね。 実は、トスカーナからプーリアに旅立つ時、トスカーナの友達みんなに、”プーリアは危ないから気をつけろ!”と脅されていました。 (後でそのことをプーリアの人たちに話したら、プーリアの人たちはトスカーナは危ないと思ってるといっていました。) でも、この様子だと、夜より昼のほうが人気が少なくて危ないんじゃないかと・・・・ ともかく、プーリアで今までのトスカーナにはない、南イタリアな時間の流れにびっくりさせられました。 それにしても、プーリアは暑い!(この暑さには今後も苦しめられます・・・) 次回はプーリアの海水浴です。
2007.10.30
カテゴリ:トスカーナ&プーリア旅行記 ’07 7月
久しぶりに旅行記です。 前回やっとラツィオ州ローマからプーリア州バーリまで飛行機で。朝の飛行機でしたが、案の定1時間遅れで出発。イタリアに定刻出発という奇跡は起きないのでしょうか? バーリの街はプーリアの中でも大きいのですが、今回は素通りしまして、ひたすら南、レッチェまで移動です。 途中、ポリニャーノ・ア・マーレという街により、お昼を食べました。 この辺は、海岸沿いに波で侵食されてできた洞窟がたくさんあり、それを利用した、ホテルやレストランなどが有名な町です。 そのなかでも、”GROTTA”というホテルはとても評価が高く、宿泊は無理でも、せめていい眺めを見ながらお昼でも・・・・ということでちょっと奮発しました! どうですかこの眺め! レストランはなんと左端に見えている階段を下りたところにあるので本当に洞窟の中。 こちら↓ちょうど階段の上からとった写真。 このレストランに地上から行くには、ひざが笑ってしまうくらいの階段を下っていかないといけないのですが(もちろんエレベーターなんてものは存在しません)、実は海からも入れるらしく、いつかは海から登場したいなぁなんて思いました。 ここで食べるべきものは、やっぱりなんと言っても生の魚介類でしょ! ということで、生の魚介のアンティパスト盛り合わせをオーダー! そもそも、プーリアにいきたいなぁと思ったきっかけが、”プーリアでは、生のコッツェ(ムール貝)を食べる”と聞いたからです。 なんだか、海外で生の貝。しかも夏なんて結構勇気が入りますが、そこはチャレンジ精神旺盛なもので、しっかりいただきました。 真ん中にある、真っ赤なのがムール貝。ムール貝でもやはりいろいろと種類があって、生食できるもの、できないものがあるので、間違ってもそこらへんのムール貝でチャレンジしないでくださいね! お味は・・・まずくない!が正直な感想です。というのも、左にある、大きなアサリのような貝がまた珍しく、プーリアにしかいないのだそうですが、ノーチ(くるみ)という名前がついている貝で、これが味がしっかりしていておいしい!また、右の牡蠣も磯の味がしておいしい!ということで、実はムール貝がぼや~っとしか覚えていません。 このほか、セッピア(もんごういか)、アカ海老、白身のお魚(ナンだったか思い出せません)もあったのですが、いかがぷりぷり。今までに食べたことのないような食感で感動しました。 ”やっぱり、海辺はいいなぁ。トスカーナは肉・肉・肉だもんなぁ”なあんて思いながら、これからのプーリアの旅に期待を馳せておりました。 しかし・・・ひとつだけ気になることが。とーっても有名なレストランなのに人っ子一人いないのです。お昼時なのに・・・どうして?なぜ?と思ったのですが、さすがに店員さんに ”なんですいているんですか?” なんて聞けっこないので、なぞのまま。 この謎が、この後南イタリアをなめてかかった私に災いをもたらすのでした・・・・ (謎は何てことないのですが、次回のブログで・・・) でも、お料理はおいしいし、景色はいいし、ちょこっとセレブな気分で、いつかはホテルにも泊まりたい!と心に決めてバロックの街レッチェに! ということで、次回はレッチェです!
2007.10.14
カテゴリ:トスカーナ&プーリア旅行記 ’07 7月
こんなに不定期のブログあっちゃいけないですよね・・・ 初夏行ったイタリア旅行記を綴っていたはずなのに、気がつけばもうすっかり秋です。季節の流れるのはなんて早いんでしょう・・・ なんて感心している場合じゃないです。更新がんばります。(口だけ?) さて、すっかり忘れ去られたトスカーナ&プーリア旅行記ですが、今回はやっとトスカーナ最終回。 今回のトスカーナは、仕事はまったく抜きで(厨房に入ることなく)BARを営業している友達夫婦の家にお世話になったこともあり、本当にサン・ジミニャーノの街の人ほとんど知り合いになったんじゃないかと思うほど、いろんな人に出会いました。 イタリアにおけるBARのありかたと、サン・ジミニャーノの人たちの暖かさを改めて感じた滞在になりました。 最終日はもちろんみんなで食べて飲みました! この景色と、おいしいものと大切なお友達のいるトスカーナは私にとっての大切な癒しの場所です。 さて、次はトスカーナからプーリアへ。 トスカーナには大きな空港が2つあります。ひとつはフィレンツェ、もうひとつはピサですが、そのどちらからも プーリアに行く飛行機の直行便がありません・・・どうがんばってもローマで飛行機を乗り継がないといけないわけです。 というわけで、あきらめてローマまではバスか電車で行こうと思っていたところ、やっぱり友達がお車で送迎!! サン・ジミニャーノからローマまでは片道車で3時間ほど。結構な長距離なのに、ありがとう ローマに着くや否や、ローマはさすがは大都市。私も実は飛行場があるからいくぐらいで、あまりなじみのない土地。しかも、イタリア人でもローマでは車に乗りたくないというほど交通マナーが悪い。 そこに、外国人の私と、私と同じかそれ以上にローマに疎い友達とでの珍道中。 ガイドブックを見ながらどうにか目的のホテルに着いたところで、ご飯をたべるぞー!と張り切っていたら、”マックがいい!!”のリクエスト。 いつも不思議に思っているのですが、イタリアの人は意外にもマック好き。 普通のセットを頼んだだけなのに、日本円にしたら軽く1000円は超えてしまう高さ。周りにもっと安くておいしいパニーノだっていっぱいあるのに、マック好き。 ”たまにはこういうの食べたいんだよね。”ということです。 やっぱり、知らない土地に行くと、どこにでもあるマックって落ち着くのかなぁ? ローマのマックでイタリア人のお友達とご飯。なんだか、完全におのぼりさん ということで、次回からはいよいよプーリア突入です!!
2007.09.12
カテゴリ:トスカーナ&プーリア旅行記 ’07 7月
こんにちは・・・・ またやってしまいました。どうもまめじゃない様で・・・しばらく更新してない間に、京極夏彦にはまって、徹夜で読書したり、”24”夜通し 1.5倍速でみたりなんてしてたわけじゃないんです。 今回は以前お伺いしたパン屋さんの突撃お昼ご飯です。 イタリアの人って本当に親切で、ちょっと仲良くなると”うちにご飯食べに来ない?”ってほぼいってもらえます。 これって本当に楽しいし、うれしいし、勉強になるんですよね。 小さな街、ウリンニャーノのパン職人マルコはもう、典型適な人もうらやむトスカーナ暮らしなんです。 パン工房を見学している途中、マルコがお店の近くの倉庫に連れて行ってくれました。その中には、見事な 生ハム&サラミがぶら下がっており、 オリーブオイルとワインの樽までありました。 これをみて、もうかなり期待をしていたのですが、その生ハム、サラミ、ワインにオリーブオイルが全て自家製というので、もう 興奮してしまいました。 なんでも、毎年 豚は冬に1頭 農家より買って、それを自分の手で、生ハムやサラミにするそうで、ワイン畑に、オリーブ畑も家のうらにあり、さらに さらに 牛肉はやっぱり決まった農家から 1頭単位で買うそうです。(もちろん親戚一同で分けて、冷凍しておいたのを少しずつ食べていくのですが・・・) それだけじゃありません。 山を持っていて、そこではトリュフもとれるそうで・・・ 果物もそこでかなりの種類収穫でき、ジャムなどにしているです。もう、恐れ入りましたって感じですよね。 仕事がひと段落して、パン工房からは車で5分の自宅に着くと びっくり。イタリアのおうちにしては少し変わった感じの、大きな箱といったお家。聞けば、500年以上も前に小学校だった建物を改築して住んでいるそうです。 写真を撮り損ねたのですが、リビングは大きな教室だったのでしょう、天井は高く、昔ながらのガラスがはめ込まれていて、それはそれは素敵なのです。 そこにドンっと不思議な置物・・・ テーブルにしては・・・・とおもっていたら、家を修復する前は門扉についていた石で、口からは水がでてきたそうです。 裏庭には、釜やらグリルやらもう、わくわくするようなものばかり。極めつけにプールまでありました。うらやましい限りです。 イタリアの人って本当に古いもの修復して美しく見せるのが上手です。古いものほど価値があり、それをみんな誇りに思っているんですよね。見習いたい。 そして、マルコの奥様に ”さあ、テーブルについて頂戴”といわれ 出てきたものは・・・・ まずは自家製のサラミとコッパ。もちろんおいしいに決まってます。 おまけにパンも自家製で(当たり前ですが)焼きたてですからすすんじゃいます。 残念ながら私は下戸なので 自家製ワインは お味見程度でやめときましたが、オリーブオイルはもう、最高です。 そして、お次に出てきたのは、トマトソースのペンネ。 とどめがこちら ビステッカ アッラ フィオレンティーナ。 Tボーンステーキです。 VIVA ITALIA!!! トスカーナの人は今でもこうして お昼っから ちゃーんと優雅にフルコース食べてるんです。 もちろん EUになった今日、生活様式はだいぶ変わってきたようで、家に帰らずパニーノでお昼を済ます人だってたくさんいます。 でも、これこそイタリアのトスカーナの生活なんだと思います。(ちなみに、マルコの年頃の娘さんは”私は肉はいらない”と食べていませんでした。夏なので水着を着ないといけないから肉は食べないそうです。) なんて豊かなんでしょう。イタリア人は人生を楽しむことを本当によく知っている気がします。 この後、デザートにはジェラートとフルーツ。カフェと続き、お土産に自家製のジャムまでいただきました。 今日初対面なのに・・・・なんてすばらしいおもてなし。
実は内心、次回は生ハム&サラミ作りを見たい!とたくらんでいます。
あー思い出したら、おなかすいてきちゃいました。
2007.08.20
カテゴリ:トスカーナ&プーリア旅行記 ’07 7月
今回の旅で楽しみにしていたことのひとつ。それはパン屋さんの見学でした。 先日のサン・ジミニャーノ マストイート でかいた、おすすめブルスケッタのお店で、使っているおいしいパン。そのパンは、サン・ジミニャーノから 車で10分ほど離れた、ウリンニャーノという街の小さなパン屋さんで作られています。 外から見たところ、ココがパン屋さんだなんてほとんど分かりません。 それもそのはず、このパン屋さん、地元の人はもちろんここで買いますが、お客さんのほとんどが、サン・ジミニャーノ近郊のホテルや、レストランなんです。 私の友達もこのパン屋さんから歩いて3分のところで 家族でホテルをもっているのですが、(VECCHIO ASILO) そこでももちろん ここのパン屋さんのパンをつかっています。 ここのパン屋さんって、パン屋さんの名前も実は今だに知りません・・・・ いつも お店のご主人(兄弟)の名前 (マルコとロレアーノのパン屋)で呼んでいました。 トスカーナのパンはイタリアの中でも特徴があり、塩が入っていません。 初めて食べたときはなんてまずいんだ。というか、何のあじもしない!と思っていました。一般に、トスカーナは農夫が多いので、食事の味は塩辛い!そのため、パンには塩味がないといわれています。 まさに、漬物に白いご飯という組み合わせですね! それが不思議、いろいろなところでいろいろなパンを食べていると、だんだん分かってくるんです。余計なものが一切入ってない分、焼き具合、つまり具合、粉の味等々、どこのパンがおいしくて、どこのパンがおいしくないのか。 私がオイシー!!とおもってこれはどこのパン?と聞いたところいつもおなじ答えが返ってきて、それはいつもこの、マルコ&ロレアーノ兄弟のパン屋さんでした。 ということで、ずーっと気になっていたパン屋さん。今回、イタリアに行くにあたって、パン屋さんの近くにホテルを持つ友達に、”あのパン屋さんを見学したいんだけど・・・・”と相談してみたところ、なんと 友達のいとこでした!!さすがイタリア It’s a small world. しかも、驚くことに、今回おうちに泊めてもらっていた サンドロはこのパン屋さんで働いていたことがあるそうで、”なんだ、早くいってくれたらいつでも 頼んだのに!”ということでした。 本来イタリアのパン屋さんは、朝というより私にとっては夜から仕込み始めます。 昔、サン・ジミニャーノで、隣がパン屋さんのアパートに住んでいたことがあるのですが、私が、夜友達と遊んで帰ってくると、もう仕込みをはじめていました。 そんなこといっても、さすがに 夜中から仕込みをみるわけにもいかないので、最後の生地を仕込む朝8時からお邪魔しました。 イタリアでは、お菓子もパンも酵母といえばほとんどこちら、ビール酵母です。ちょうど生イーストのように粘土状になっているものを使います。これを小分けにしたものが、お店にも売っていて、家庭でも普通はこちらの生ビール酵母を使います。 作っているパンの種類は多くなく、PANE TOSCANA(トスカーナパン)と 全粒粉入りのパン。そして スキアッチャータと呼ばれる、うすべったいピザのようなパンのみ。 このスキアッチャータ、面白くて、イタリアでは普通 フォカッチャって呼ばれていると思うのですが、トスカーナでは スキアッチャータ。そしてシエナでは チャッチーナと呼ばれています。 シンプルなパンは作り方もシンプル。種となる前種に小麦粉(イタリアの00粉と呼ばれる粉)、水、ビール酵母を混ぜてよーくこねる。それを発酵させて 分割、成型、二次発酵、オーブンで焼く。以上です。 しかも彼等は、はかりも何も使わずどんどん入れていくだけ。 おいしさの秘訣を聞いても、混ぜて焼くだけさ!とだけしか教えてくれませんでした。 後で、サンドロにこっそり聞くと、生地の調整、オーブンの調整は職人技。そして、やっぱり粉選びと、おいしい水がポイントなんですって。 しっかり12時まで 邪魔をしながら見学をすると(その間つまみ食いでややおなかいっぱい)、マルコから思いがけないお誘い。 ”うちでおひるをたべないかい?” まってました! イタリア人のおうちにご飯を食べに行くのはレストランに行くより間違いなくおいしい物が食べられます。 こんな初めて会った外国人をおうちに招待してくれる 親切さに感謝しつつ、お昼が待ちどうしくてたまりませんでした。 ということで、次回は”突撃マルコ宅のお昼ご飯”です。 って、私パン屋さんでなにを見ていたんだろうって感じですね。
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