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山梨県歴史文学館 山口素堂とともに

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2019年05月06日
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北巨摩地方の訛音・方言

引用資料(『北巨摩郡誌』大正四年刊)

引用資料(『甲州方言』深沢泉氏著。

昭和54年刊)

(筆者…一部改変)

(含む、山梨県内の訛音・方言)



《さ》

◆さきね(先刻)

◆さけくれぇ(酔漢)

◆さっき(先刻)

◆さんぞうべぇ(三倍)

《し》

◆しかんぼう(鹿)

◆じくなし(ずくなし/努力しない人)

◆しちょ(するな)

◆しっこ(子供の小便)

◆しなんだれ(毛虫など)

◆しみったれ(出し惜しみる人)

◆しものした(晩秋蚕)

◆しゃつら(顔)

◆しゃらきたねぇ(きたない)

◆しゃがむ(蹲む)

◆じゃくろ(ざくろ)

◆しょく(つくえ)

◆じょうり(草履)

◆しょうづける(懲らしめる)

◆じょうぐち(玄関先)

◆しょじくれる(執拗)

◆じょける(戯れる)

◆じゅつけぇ(両手効き)

◆じゃんこ(天然痘の痕)

◆しらばっくれる(とぼける)

◆しろ(しなさい)

◆しわい(強情) 

◆しんしょう(身代)

《す》

◆すえる(饐える)

◆すかんぴん(金銭が無い)

◆ずくなし(意気地なし)

◆すげぇ(凄い)

◆ずうてぇ(身体)

◆すっぽこ(筒袖)

◆すっぺい(酸っぱい)

◆すっぱらう(剃り払う) すっちょねぇ(不愛想)

◆ずっこける(転ぶ)

◆すべっけぃ・すべっこい(滑る)

◆すぼくれ・しょぼくれ(気落ちする)

《せ》

◆せえだいも(馬鈴薯)

◆せえもん(祭文)

◆せぇ(~すら)

◆せっかち(性急)

◆せっこむ(急ぐ)

◆せっせと(手際よく)

◆せっこうをかける(急がせる)

《そ》

◆ぞうさもねぇ(容易)

◆ぞうやく(牝馬)

◆ぞぜえる(我がまま)

◆そそ(裾)

◆そのいちら(そのまま)

◆そぞしい(涼しい)

◆そっくら(瓜二つ)

◆そっけねぇ(無味)

◆そぶつ(冬着)

◆そろす(揃える)     

◆そんじょそれ(何それがし)

◆ぞんぜえる・ぞぜえる(無体にする・好い加減な様)

◆そんねぇに(その位)

◆そんじゃあ(それならば)

◆ぞんげい(存外・思いの他)

《た》

◆たかつんぼぅ(竹筒)

◆だっちゃあねぇ(どうでもいい)

◆たぼこ(たばこ)

◆たのき(たぬき)

◆たんぽ(たもと/袂)

◆だらけ(一面に)

《ち》

◆ちく(拳骨)

◆ちぎ(大秤)

◆見ちょ(みるな)

◆じんじんかき(焼く柿)

◆ちゃっくい(ずるい)

◆じっとうばっとう(かたつむり)

◆ちそっぱ(ちその葉)

◆ちっくい(ちいさい)

◆ちっと(すこし)

◆ちび(小さい人)

◆ちゃりる・じゃれる(戯れる)

《つ》

◆づうづうしい(厚顔)

◆つおい(強い)

◆つくしんぼう(土筆)

◆づくし(熟柿)

◆つくねんぼう(徒爾者)

◆づくねん(馬鹿坊主)

◆つちつこごり(土塊)

◆つつっぽう(筒袖)

◆つっつく。つつく(突く)

◆つっけぇぼう(突っ支い棒)

◆づでえ(一向)

◆づでえこでえ(どうともこうとも、いやもう)

◆づか(足)

◆つぶて(堆肥)

◆づない(大きい)

◆つなげておく(繋いでおく)

◆つぼ(田螺)

◆づぶづぶへえる(限りなく入る)

◆つべてえ(冷たい)

◆つらめえる(捕える)

◆つるしんぼう(干柿)

◆つれぇ(辛い)

◆づるい(狡猾)

◆つんぼう(聾)

◆つんぬげる(脱走)

◆つんだす(突き出す)

◆づんづん(着々)

◆づんぐり(団栗)

《て》

◆てえこ(太鼓)

◆でえこ(大根)

◆でえこんぼし(大根干し)

◆でえどう(大道)

◆でえじ(大事)

◆てえげえ(大概

)◆でえどこ(台所)

◆てえら(平ら)

◆でかい(大きい)

◆てこずれもん(手に余る人)

◆でしゃばる(出張る)

◆てこのぼう(でくのぼう・役に立たない人)

◆でっかい・でっけい(大きい)

◆てのげえ(手拭い)

◆このごい(手拭い)

◆でびてえ(出額)

◆てめえ(お前)

◆てんぶう(手が不自由な人)

◆てんつるてん・つんつんてるてん(短い着物)

《と》

◆どいつ(誰)

◆とうげぇ(燈皿)

◆とうねっこ・とねっこ(一年子の馬)

◆とうせんば・とうせんぼ(通行させぬ所・行為)

◆どじ(土間)

◆どじる(執拗る)

◆どす(短刀)

◆どだい(一向に)

◆とっつき(最初)

◆とても(大層・到底)

◆とびっくら(競争)

◆とびっちょう(飛び越える小溝)

◆とんび(鳶)

◆とんだもねえ・とんでもねえ(意外)

◆とんがらかす(尖らす)

◆どんねえ(如何に)

◆どんねえに(如何に)

◆どんこと(なにごと)

◆どんじり(極終・最後)

《な》

◆なえ(何故)

◆ながむし(蛇)

◆ながっちり(長居の人)

◆なけぇ(仲居)

◆なから(三合七夕五才の升)

◆なきみしい(泣き虫)

◆なによろこく(何を云う)

◆まめぇ(名前)

◆なれえで(未熟者)

◆なんぼう(何程)

《に》

◆にいしい(新しい)

◆にげえ(苦い)

◆にけえ(二階)

◆にそうべぇ(二倍)

◆にっちもさっちも(どうにもならない様)

《ぬ》

◆ぬかす(云う)

◆ぬくとい(温か)

◆ぬこい(小さい)

◆ぬけぇ(小さい)

◆ぬんめり(滑か)

《ね》

◆ねつい(丁寧)

◆ねえま(苗間)

◆ねえ(無い)

◆ねえしょばなし(内緒話)

◆ねこそぎ(全部)

◆ねっこ(根)

◆ねっこらさ(十分に)

◆ねこのちゃ(酢漿草)

◆ねんね(子守娘)

《の》

◆のうのうさん(神・太陽)

◆のの(布)

◆のま(沼)

◆のら(田園)

◆のらくら(怠情者)

◆のらうど(農夫)

◆のろくさ(ぐずぐずする)

◆のんき(気楽)

◆のんだくれ(酒のみ)

◆のしんぼう(延べ棒)

◆のじ(虹)

◆のごう(拭う)

◆のっぺえ(野菜のごった煮)

◆のめす(たたく)

◆のめる(滑り転ぶ)

《は》

◆はあき(帚・ほうき)

◆ばかに(大層に)

◆ばかべえし(馬鹿囃し)

◆はじ(端)

◆ばく(あまし麦)

◆はげしっこい(敏しい)

◆はしゃぐ(浮かれる)

◆はっぱ(葉)

◆ばっかち(ばかり)

◆ばばっちい(汚い)

◆はなおかた(花嫁)

◆はるご(春蚕)

◆はるげいこ(春蚕)

◆はらみっとう(妊婦)

◆はんこう(はんこ)

◆はんで(早く)

◆はづな(手綱)

◆はばき(脚絆)

◆ばんじょう(番匠・番匠)

◆ばんげえ(晩景)

◆ばんきり(度々)

◆はんぽ(飯鉢)

◆はんあなる(始まる)

◆はんねぇる(始める)

《ひ》

◆ひいる(ひる・蛭)

◆びく・びくっちょう(小娘)

◆ひざっこう(膝蓋骨)

◆ひじろ(爐)

◆ひだるい(餓)

◆ひとすげぇ(鳥雄雌)

◆ひとへず(一筋)

◆ひどるい(眩しい)

◆ひっぱつく(乾く)

◆ひっかしがる(傾く)

◆ひっつる(引っ張る)

◆ひっちゃばける(裂ける)

◆ひっちめる(締まる)

◆ひっこすく(引き抜く)

◆ひっくりけえる(引っ繰り返る)

◆ひっつる(引っ張る)

◆ひっくりけえさに(倒に・さかさに)

◆ひっぱたく(たたく)

◆引っ手操り(奪う)

◆ひっさろう(引浚う)

◆ひっちょう(引負う)

◆ひっけえす(引き帰す)

◆ひっつかめえる(引き捕える)

◆へてぇぐち(額)

◆ひてぇもん(単物)

◆ひでえ(ひどい)

◆ひぼ(ひも)

◆冷やかす(嘲笑)

◆ひゃくひろ(腸)

◆ひゃずい(若々しい)

◆ひょんこ(雛)

◆ひょんな(怪しい)

◆びんたく(火傷跡)

◆ひんむしる(引きむしる)

◆ひんがらひじゅう(終日)

《ふ》

◆ふいきん(布巾)

◆ふいきだけ(火吹き竹)

◆ぶきっちょう(不器用)

◆ぶく(破談)

◆ふざける(戯れ)

◆ぶちゃる・ぶちゃある(棄てる)

◆ぶっきりぼう(朴訥)

◆ぶっつけ(直接)

◆ぶっこごく(打つ)

◆ぶっつけ(直接)

◆ぶったぎる(切り離す)

◆ぶっこぼす(零す・散乱)

◆ぶったまげる(驚く)

◆ふれぇる(震える)

◆フルしき(風呂敷)

◆ふんぞりけえる(威張る)

◆ふんとう(真実)

◆ぶんだす(出立)

◆ぶんなぐる(撲る)

◆ふんづぶす(潰す)

◆ふんだから(そうだから)

◆ふんだけんども(そうではあるけれども)

◆ふんづかまえる(捕える)

《へ》

◆へぇ(灰・蠅)

◆へぇび(蛇)

◆へぇし(林・囃し)

◆へぇる(入る)

◆べぇ(着物)

◆べぇ(倍)

◆へたっくそ(拙劣)

◆へっぴりまめ(蠶豆)

◆へちょもくれ(無能)

◆へなつち(粘土)

◆べった(牛糞)

◆へま(失敗)

◆へんげる(変化)

《ほ》

◆ほい(新藁)

◆ぼいる(泣く)

◆ぼうじょう(童)

◆ほっぺた(頬)

◆ほけぇ(行器)

◆ほうづもない(法外)

◆ぼこ(乳児)

◆ぽっぽ(お腹)

◆ほった(栓)

◆ほっくそ(痘跡)

◆ぼてぇぶり(雑品行商人)

◆ぼんつく(阿呆)

◆ほた-ろ(蛍)

◆ぼんのくど(ぼんのくぼ・頚窩)

《ま》

◆まあやん(子守)

◆まける(値引き)

◆ましょく(間尺)

◆まちょう(待て)

◆まっと(もっと)

◆まつめる(まとめる)

◆まみえ(眉毛)

◆まるたんぼう(丸太)

◆まんのっくわ(三刃鍬)

◆まんま(ご飯)

◆まんなくだま(目玉)

◆みしろ(むしろ・筵)

◆みっともねぇ(恥ずかしい)

◆みみんずく(みみずく)

◆みんみい(蝉)

◆みさま(狐)

《む》

◆むいから(麦稈)

◆むかっぱらがたつ(非常に立腹する)

◆むける(孵化)

◆むくじる(剥ぐ)

◆むしょうに(俄に)

◆むしる(詰み取る)

《め》

◆めかす(着飾る)

◆めけぇ(籠)

◆めしつつき(飯櫃)

◆めためた(度々)

◆めっける(見つける・探す)

◆めっかる(発見)

◆めっきぃ(独眼)

◆めめず・めめんじょう

◆めっぽうに(非常に)

◆めんどっくせぇ(面倒がる)

《も》

◆もいさし(燼)

◆もがほ(痘痕顔)

◆もしき(燃木)

◆もべち(門口)

◆もじり(籍)

◆もつ(産む)

◆もってねぇ(勿体ない)

◆もてい(元結)

◆もでぇる(悶える)

◆ももってぇ・ももっちい(くすぐったい)

◆もれえて(貰い手)

《や》

◆やおどう(否・嫌です)

◆やご(夜具)

◆やたらくたら(むやみに)

◆やったらくたら(みゃみに)

◆やっこい(軟らか)

◆やっとこしょう(辛うじて)

◆やべ(行きましょう)

◆やぶっせてぇ(うるさい)

◆やもうど(樵夫)

◆やらあ(やります)

◆やりむり(ぜひ、ぜひ)

◆やくばん(煙草盆)

《ゆ》

◆ゆうごう(夕顔)

◆ゆっくら(ゆっくり)

◆ゆくら(行くでしょう)

◆ゆくちゅう(行くそうです)

◆ゆでっくり(茹で栗)

◆ゆんべ(昨晩)

《よ》

◆ようだち(立)

◆ようめし(夕飯)

◆よからず(よかろう)

◆よけぇ(余分)

◆よじくる(捩る・撚る)

◆よせ(やめろ)

◆よっぴてぃ(終夜)

◆よつんべえ(四つん這い)

◆よばぁれる(呼ばれる・招かれる)

◆よべぇぼし(流星)

◆よまぁれる(叱られる)

◆よめじょう・よめんじょう(嫁)

《り》

◆りくつぼぅ(議論好き)

◆りこうもん(知恵者)

《れ》

◆れぇねん(例年)

《ろ》

◆ろくすっぽう(少しも)

◆ろくなことはねぇ(良いことはない)

《わ》

◆わきゃねぇ(容易)

◆わけえし(若者)

◆わし(私)

◆わで(上手)

◆わにる(戯れ)

◆わらんじ(草鞋)

◆わっさき(薪)

◆わるび(蕨)






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最終更新日  2021年04月22日 04時33分09秒
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