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2021年04月17日
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挨拶は時の氏神(うじがみ)

 

けんか口論のだかにはいって仲裁(ちゅうさい)してくれる人は、もっともよいときにあらわれ

た氏神さまとして有がたいものである。だから、その人のいうことに従うべきである。菊池亘(一八八八~一九四八)の戯曲に『時の氏神』というのがある。

 

けんかしている夫婦が、にらみ合っているところに友人が訪ねてくる、そしてこのけんかは解消ということになるのだが、人生において、国際関係において、また、職場関係においてもこういうことは時時あるものである。

けんか口論のさいに仲裁してくれる人は、いわば、自分の不幸や災難を未然に防いでくれるのだから、おおいに感謝すべきである。[地獄で仏]、「仲人は時にとっての氏神」なども同じ意味である。






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最終更新日  2021年04月17日 06時53分26秒
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