カテゴリ:俳人ノート
貞徳(長頭丸)忌 十一月十五日(俳諧歳時記・冬 s22)
十一月十五日は松永政徳の忌日である。 貞徳は幼名勝熊、長頭丸と称し逍逍軒と号した。 細川幽斉に和歌を、里村紹巴に連歌を學び、俳諧連歌の一叢を興し、慶長三年勅許に、よって「花の本」を名秉るやうになった。 承応二年(1653)八十三歳で歿した人であるが、その流浪を貞門と云い遺著『御傘』は、俳諧連歌の虎の巻とせられていた。 花の本の系統は今も京都に傳はって居り、鴨東新誌といふ俳諧雑誌がその家から出ている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月18日 15時47分08秒
コメント(0) | コメントを書く
[俳人ノート] カテゴリの最新記事
|
|