2021/05/27(木)08:22 芭蕉文集 机銘 松尾芭蕉資料室(204) 芭蕉文集 机銘 間なる時は肘をかけて、嗒焉吹嘘の気をやしなふ。閑なる時は書を紐解て、聖意賢才の精神を探り。靜なる時は筆をとりて、羲(?)素の方寸に入。たくみなすおしまつき一物三用をたすく、高八寸おもて二尺。両脚にあめつち二の卦を彫にして、潜龍牝馬の貞にならふ。これをあけて一用とせんや。又二用とせんや。 應蘭子求 元禄仲冬芭蕉書 続きを読む