カテゴリ:日本と戦争
軍歌 ああ草枕幾度ぞ 徳土良介作詞
一、ああ草枕 幾度ぞ すてる命は 惜しまねど まだつきざるか 荒野原 駒の吐息が 気にかかる
二、鞍を浸して 濁流を 越えてまた衝く 雲の峰 いななけ黒馬を 高らかに 俺もお前も つわものだ
三、思えば遠く 来しものぞ 渡る風さえ 母の声 未練じやないが ふる里へ 夢や今宵は 通うらん
軍歌 ああ満洲 巌谷小波作詞
一、満洲、満洲 ああ我が満洲 千古に閉ざせし 東亜の宝庫 正義の鍵もて 開きし扉 私慾に伸ばせる 手は触れさせし
二、満洲、満洲 ああ我が満洲 群る蒼蝿を 撲ちもて掃い はびこる醜草 刈りもて除き 照る日の下にぞ 楽土は成らん
三、満洲、満洲 ああ我が満洲 一たび開けば 万の国に 幸こそ分ため 山にも野にも あさりて尽きせぬ 宝の限り
四、満洲、満洲 ああ我が満洲 責き犠牲を 埋めてここに 堅くも築ける この礎を 守らで止まんや 平和のために
軍歌 愛国の花 福田正夫作詞
一、ましろき富士のけだかさを こころのつよい楯として 御国につくす女等は かがやく御代の山ざくら 地に咲き匂う国の花
二、老いたる若きもろともに 国難しのぐ冬の梅 かよわい力よく協わせ 銃後にはげむ凛々しさは ゆかしく匂う国の花
三、勇士のあとを雄々しくも 家をば子をば守りゆく やさしい母やまた妻は まごころ燃ゆる紅椿 ゆかしく匂う国の花
四、御稜威のしるし菊の花 ゆたかにかおる日の本の 女といえど生命がけ こぞりて咲いて美しく 光りて匂う国の花
軍歌 愛国ぶし 松阪直美作詞
一、打てよこらせよ 正義の敵を 腰の軍刀は 伊達じゃない ソレ来るなら 来い来い 束になって来い 大和魂見せてやろ
二、国のためなら 笑って捨てる 男五尺の このいのち ソレ来るなら 来い来い 束になって来い 大和魂見せてやろ 三、燃ゆる血汐に 夕陽をそめて 敵の気をのむ 鉄かぶと ソレ来るなら 来い来い 束になって来い 大和魂見せてやろ 四、ねらい定めて 爆弾投下 くだけ飛びちる 敵の陣 ソレ来るなら 来い来い 束になって来い 大和魂見せてやろ
五、君がみいつの 輝くところ 吹くよ平和の たつみ風 ソレ来るなら 来い来い 束になって来い 大和魂見せてやろ
あゝ紅の血は燃ゆる 野村俊夫作詞
(学徒動員の歌) 一、花もつぼみの 若桜 五尺の生命 ひっさげて 国の大事に 殉ずるは 我等学徒の 面目ぞ あゝ紅の 血は燃ゆる
二、後に続けと 兄の声 今こそ筆を なげうちて 勝利ゆるがぬ 生産に 勇み起ちたる 兵ぞ あゝ紅の 血は燃ゆる
三、君は鍬とれ われは鎚 戦う道に 二つなし 国の使命を 遂ぐるこそ 我等学徒の 本分ぞ あゝ紅の 血は燃ゆる
四、何を荒ぶか 小夜嵐 神州男児 ここに在り 決意ひとたび 火となりて 護る国土は 鉄壁ぞ あヽ紅の 血は燃ゆる
軍歌 愛国機 佐藤惣之助作詞
一、騰れ銀翼国民の 熱誠今や天を衝く 離陸颯爽鮮かに 翔ける我等が愛国機
二、吼えろプロペラ逡なく 敵機幾台国を挙げ 君に捧げし殉血は 深山桜も及ぶなし
三、響け爆音我が空に 敵は幾翼襲うとも 身は隼か偵察機 すは百雷か爆撃機
四、攻めよ護れよ戦闘機 爆弾雨と降る中も 何の蚊蜻蛉一撃 寄せ来る敵機撃ち墜せ
五、仰げ空軍堂々と 海に備えつ山に侍す 日輪更に燦きて 競え日本愛国機
愛国行進曲 森川幸雄作詞
一、見よ東海の空あけて 旭日高くかがやけば 天地の正気はつらつと 希望は躍る大八洲 おお清朗の朝雲に そびゆる富士の姿こそ 金甑無欠ゆるぎなき わが日本の誇りなれ
二、起て一系の大君を 光と永久はいただきて 臣民われら皆ともに 弧稜威にそわん大使命 ゆけ八紘をいえとなし 四海の人をみちびきて 正しき平和うち建てん 理想は花と咲きかおる
三、いま幾たびかわが上に 試練の嵐たけるとも 断乎と守れその正義 進まん道は一つのみ ああ悠遠の神代より 轟く歩調うけつぎて 大行進の行く彼方 皇国はつねに栄あれ
軍歌 愛国ぶし 松坂直美作詞
一、打てよこらせよ 正義の敵を 腰の軍刀は 伊達じゃない ソレ来るなら 来い来い 束になって来い 大和魂見せてやろ
二、国のためなら 笑って捨てる 男五尺の このいのち ソレ来るなら 来い来い 来になって来い 大和魂見せてやろ
三、燃ゆる血汐に 夕陽をそめて 敵の気をのむ 鉄かぶと ソレ来るなら 来い来い 束になって来い 大和魂見せてやろ
四、ねらい定めて 爆弾投下 くだけ飛びちる 敵の陣 ソレ来るなら 来い来い 束になって来い 大和魂見せてやろ
五、君がみいつの 輝くところ 吹くよ平和の たつみ風 ソレ来るなら 来い来い 束になって来い 大和魂見せてやろ
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最終更新日
2021年06月09日 05時51分37秒
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