芽ぶき

上からあじさい、うつぎ、そして写真がはっきりしませんが真ん中
あたりにあじさいの芽があるんです。（見つけてください）

枝の折れや裂けにご注目ください。家の裏手にあって囲いをしてや
れなかった木々たちです。

鉄骨やパネル板が見えているのは工事の足場などです。こちらは
目障りでしょうが、見過ごしてくださいね。


美しいとはいえない写真の連続で恐縮です。

実は昨日、囲いをした木をＵＰしたことで、初めて知った
・・といった内容のお声を聞きました。

それで、それならいっそ、雪で痛めつけられた木もＵＰ
して見ていただこうという気になりました。

同じ日本といっても、こんなに違うんだと知っていただけたら
雪国で咲く花たちがいとおしくなるのでは・・と考えました。

こんな話もあります。

木というものは、まっすぐじゃなく、どこか曲がって（小さいう
ちは影響を受け易いから根元の方で曲がり一定の時期を過ぎると
まっすぐ伸びる）伸びるものというイメージが雪国の人にはあり
ます。だから、根元からまっすぐ伸びた木は感動ものです。

これと同様に、ある海岸の近くて育った人が、まっすぐ伸びた木
を見て「わあ、この木まっすぐだ。根元が曲がっていない」と驚
きの声をあげたそうです。

海岸ではほとんどの木が根元から海岸とは反対の方向に、しかも
まっすぐじゃなく斜めの向きに伸びていきます。これはこれで、
また見事な景観だとわたしは思うんです・・。

自然の生き物は、それぞれがその条件の中で精一杯生きているん
だと教えられます。

わたしが今の状態にこだわってＵＰしているのは、こんなになっても
かならず、伸びるんだ、きっと花も咲かせるんだということを知って
欲しい。そのとき、あんな状態だったのに・・と思い起こしてもらえ
たら・・と思うからです。

昨日は時々雪が舞っていました。
今日も、どんより曇り空。外は寒いです。

だから、春の陽射しがどんなにか待たれます。

そして、春の恵みに心から感謝したくなるのです。