カテゴリ:旅
みなさん、おはようございます。 芽ぶきの部屋へおいでいただきありがとうございます。 「いい天気やねえ。(雲一つない快晴だったんですよ)今日はどちらへおいでになるん?」と仲居さん。 とても気さくで気持ちのいい方です。 「今日はね、那谷寺に寄って、それからガラスの美術館に寄ろうと思っているの」 「那谷寺、いいとこですわ。でも、紅葉にはマダちょっと早いなあ。残念やねえ。やっとスーパー林道が紅葉だっていうからねえ。」 「スーパー林道はここからどのくらいでいけるんですか?」 「そうやねえ。入り口までは1時間くらいかなあ。あそこの紅葉はきれいやでえ。」 入り口まで1時間ならたいしたことないじゃん。(わたしは心中で日程と距離の計算。) 妹はすっかりその気です。 それなら、早速お食事をいただいて、すぐに出かけることにしようと即決。 「じゃ、すぐに火をつけますわ」と準備開始。 なんとめまぐるしい展開でしょう。 鍋物のできる間に、仕度。 数分後には食事開始。 夕べに劣らず、味がよくて、加賀のお米もおいしくて、「もう一口いただこう」なんてお代わりをしたくらいです。 フロントで、地図をいただき、道順を確認して出発。 スーパー林道の入り口の手前から、もう感嘆の声をあげるわたしたち。 一緒に地図を眺めていた方が「すごいのはこれからよ」と笑っていらっしゃいました。その方たちは、白川郷の方からこられたそうで、すご~いところをすでに通ってこられたんですって。 料金所で3150円と言われた時は「あら、けっこうするのね。」と思いましたが、それは距離もどんなところかも知らない人の言うことだと後で思い知りました。 なんと言ったらいいのでしょう。 鮮やかな色!!寒暖の差がはげしいからでしょうね、実に見事という言葉がぴったりの鮮やかな紅葉です。点在する常緑樹の緑もまたいい。加えて見える岩肌。そして趣を添える水の流れ。 文部省唱歌、あかや黄色の色さまざまに とか 水の上にも織る錦 という言葉はこの光景のためにあるようです。 写真をと思うのですが、あんな小さなカメラとわたしの腕では、この大自然は入りきれません。 わたしの心に写していこう。そう思いました。 スーパー林道のおかげでこうして見ることができるんだけど、こんな大自然を壊してしまったんだよなアという思いも心をかすめました。 ちょっと心が痛みましたが、こんなすばらしい自然の美しさの中にいられることに感謝しました。 最小限にとどめることがせめて大事なことかなあ。 削除したいくらいのできだったんですが、これしかないのでごめんなさい。 雰囲気だけは伝わるでしょうか。 林道の一番高いあたりはもう落葉でした。 でも、こんなシルバーグレーに輝く樹の幹だけと言うのも大好きです。 訪問してくださった皆さんにおねがいです。 この娘さんを探しています。 どんなことでも情報がありましたら知らせてやってください。 三奈子さんをさがしています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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