愛すべきものすべてに

世の中にはおしゃべり好きでありながら、肝心の話が全然オモシロクないって
ヤツがいるもんである。

それは、大のゴルフ好きだけど周りがチョット引くぐらいのドヘタだとか、ボーリング
大好きだが実際やってみるとガーター連発！ってヤツと同じなワケで、もう決定的な
致命傷を負っている事になる。
しかし当のご本人はその事に気がついていなかったりするので、えらくやっかいだ。

いや話がつまらないってだけならテキトーに受け流してりゃいいんだけど、
問題なのはそいつが時折オレの爆笑トーク（？）の邪魔をするってコトだ。

例えばオレが本屋で出くわした面白エピソードを話そうと語り出すと、
「何？本屋？あ～そういえばねぇこの前イイ本みつけましたよ。」
な～んて絡んでくる！しかも導入部からして長くなりそうな予感・・・・。
ホント最悪である。オチに向けて途中までふった話もそれで台無しだし。

オレの持ちネタにこんなモノがある。一人暮らし時代のエピソードで実話だ。

「いやオレが住んでる部屋もさ、昼間は気がつかないんだけど夜遅くなって
周りも静かになると隣の物音とか結構聞こえんだよね。
話し声とか・・・あっそうそう、たまに隣の男が歌ってたりして聞こえてくんだよ、
その歌が。で、気になるじゃない？ワンフレーズだけ耳に入ったりするとさ、アレ？
この曲なんだったけ？って。前も気になって気になって次の日とかもずーっと考えて、
わかってみたらパフィーの歌でガッカリした事とかもあって。
でもこの前の歌にはビビったよ。てか笑ったね。何の曲だと思う？
＜こんぶこんぶこんぶつぅ～ゆ、こんぶをギョーサンつこてるの♪＞
って！！歌うか？その歌フツー、生活の中で。」

・・・とまあ小ネタでそこそこ笑いをとれるやつなのだが、一気に言い切ってしまわないと
こ～ゆ～のは面白くならない。
言って見ればワンシーンワンカットでオレの長ゼリフ、で行きたいトコだ。
それをその手のバカは空気も読まずに、平気でカットインしてきやがる。

このフリの部分の「隣の物音とか結構聞こえんだよね。」に反応して
「あ～ワタシも前に住んでた所でありましたよ、あれはいつ頃だったか・・・。」
ってイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ！！！！
お前の話が終わる頃には話題が全く別方向に行ってるじゃん！
フリ直すのもなんだし。いやど～しても話したいって場合はそれもアリだが。

とにかくこの手のヤツらは、話したくてしょ～がないってカンジでスキあらば絡もうとしてくる。
だからみんなもそ～ゆ～のにイカシたトークを邪魔されそうになったら
「あ、チョット待って。今オレが話してるから！」って言ってみたり
「ん？その話ってオレの話より面白い？」って問いかけてプレッシャーをかけて
やろうぜ。（←んなコトできるワケねえだろ！）


＜コイツの方がマシ？！トークを交えてお酌をしてくれるロボット「シャクライ君」。（笑）
トークのバリエーションは８０通り以上！ちょっと欲しい・・・。＞


おしゃべりお酌ロボット　シャクライ君（バンダイ）

＜応援もしてくれる（！）おしゃべりダーツボード。どうすか、ダーツ好きの史奈ちゃんもひとつ♪＞

エレクトリックダーツ AP-5025種類のゲームが楽しめる家族や友達とワイワイ遊べる自宅での練習...