愛すべきものすべてに

2005/09/28(水)20:38

これぞチャンピオンの味!?

食事(26)

今回の北海道旅行におけるオレの第二の目的は、小樽の寿司だ。 前にもチラっと書いた事があるが、数年前に初めて小樽の寿司を食べた時は そのウマさにマジで感動したもんである。 それまではいくら友人が絶賛しようとも、「それは小樽って場所で食うから ウマく感じてんじゃねえの?」と疑惑を持っていたんだよな。 ほら、TVのどっきりなんかでもよくあるだろ。 高級ワインのボトルに安いニセ物を入れて飲ませてもさ、「さすが高級品は 違いますねぇ~。」なんて全く気がつかないというアレ。 アレと同じなんじゃないかと思っていたわけ。 ところが実際に老舗の政寿司で食べた寿司は、もうホントに絶品であった。 「今までオレが食べていた寿司はいったい何だったんだ!!」という、他の 寿司の存在価値までも脅かす位の味の違いがそこにはあった。 まぁそうは言っても、オレが普段食べている寿司ってのは6割がた回転寿司 やスーパーで購入したものだったりするので、比較対象に問題があるとも 思われるのだが。 当然今回もまた政寿司で、とも考えたがネットや雑誌等で調査をするうち、 気になるフレーズの店をみつけた。 “TVチャンピオン2年連続優勝の店”「握なか一(にぎりなかいち)」である。 本来オレはこういった肩書きには左右されずに店選びをするのだが、なにせ 数年に1回行くか行かないかという小樽の店である。 ここはなんとしても失敗は避けなければならない。 そこで今回はそのキャッチを信用させてもらう事にした。 店に着くと、玄関前で記念撮影をしている人たちがいた。 3台分しかない駐車場は既に埋まっていたので、仕方なく店舗脇に 路駐させてもらうことにする。 店の中に入ると、まだ新しくそして意外と広い。 寿司屋というよりも、家族大勢で来る蕎麦屋といった印象を受けたな。 オレらが案内された窓際の席からだと板前のいるカウンターがまったく 見えなかったので、余計にそう感じたのかもしれない。 オレが注文したのは12カンの小樽握り(\3150)。 思ったよりもネタもシャリも小振りではある。 (ただ都内なんかでもさ、デカネタを売りにしてるような店ってのもある じゃん?オレは好きじゃねえなぁ、あ~ゆ~の。品がねえし。) しかし、これが口の中に入れた時に程よい大きさなのだ。 シャリのほぐれ具合も絶妙で、なるほどチャンピオンになるのはこういった お店かと感心もした。 他店よりも優れているとされたのはネタの差ではなく、あくまでも職人の 技の差なのであろう。 ・・・・とまぁわかったような事を言っているが、(さっきも言ったように) オレが「寿司でも食いに行くか!」と向かう先は、当然2カンずつネタが 回っているような店が常である。 あとはたま~に近所の寿司屋から出前をとる程度なのである。 だからオレの意見なんぞはあまり参考にならないかもしれんが、もし これから小樽へ行くという人がいたら、一つの情報として持って行って もらえたらと思っておるぞ。 握 なか一 小樽市色内1-10-1   0134-24-1777 (10:30~22:00) 不定休(元旦休) (しかしいつも寿司を食いに昼間寄るだけだが、ライトアップされた 小樽運河ってのもいっぺん見てみたいなぁ・・・・。)

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