愛すべきものすべてに

誰しも自分の誕生月になると、そわそわするのではないだろうか。

既に期待感が高まってる人は、よりいっそう高揚し
何もない人でも「誕生日だから」と、どこか期待してしまう。

もちろん「今日、誕生日なのに」と、期待外れに終わる事もある。
むしろついてなかった、なんて人もいるかもしれない。
この「だから」と「なのに」の間の溝は、案外深いと言える。


で、そこで3.12パシフィコの悲劇だ。
え、そんなの知らないって？



先週48グループのまとめサイト等では、ずいぶん話題になっていたので
あえてここで詳しく書くことは避けよう。

要するに、春祭りイベントの自分の持ち時間20分ステージで
カラオケ歌唱を数曲披露しようとしたのだが、
予測に反して配信は音源のみで歌詞が出なかったため、
歌詞を覚えていなかった彩は、ちゃんと歌うことが出来なかったと
いうものである。
（ちなみに1回目のみ。2回目のステージは別の選曲で無事行われている。）





さて、ここで重要なのは２点。

あくまでも発売記念イベントなので、そこにいたファンはその失敗を
あまり気にせず、むしろ楽しんでいたということ。

そして・・・ただし、その日はオレの誕生日だったということ(笑)


以前にこのブログでも彩にカバーして欲しい曲として、
「桜の木になろう」を挙げたことがあるくらい、実は熱望していた。

その始まりは、およそ６年前。
動画サイトで、NMBメンバーがこの曲を歌唱するのを見て、
彩の声質とのあまりに切ないハマリ具合に、思わず涙が出そうになった。

なので、オレ的に何気に「桜の木になろう」への思い入れは強くあったのである。


幸いというかなんというか、
一週間後、同じパシフィコで彩にその思いをぶつける機会が。



さ「あ～、ミヒロさ～ん。」
ミ「先週ひどいよ～。やっと『桜の木になろう』
　　歌ってくれたと思ったら、まさかの途中棄権。」
さ「ごめんなさい。。。」
ミ「しかもオレ、誕生日だったのに～。」
さ「ごめんなさい・・・ハッピーバースデー・・・。」
ミ「今、歌って！！」
さ「（彩、すかさず歌い出す）え～いえんの～ 桜の木になろ～♪」
ミ「ありがとう(^o^)」
さ「そう僕はここから動かないよ～♪　もし君がここ～ろの～道に・・・」

(彩、ずっと歌ったまま。互いに笑顔で手を振ってオレ退出。)


イヤイヤイヤイヤ！！

なんて空前絶後の可愛さ！！
なんて超絶無比の優しさ！！

マジ天使。天使すぎるやろ～って！！
ヾ( ≧∇≦* )/
神対応のはるか上を行く、天使対応。




彩の歌声を独り占めとか、ひたすらに贅沢で至福の時だし。
彩ぁ、一週間遅れのプレゼントあんがと～ね ٩(๑′∀ ‵๑)۶


つか、こんな誕生日プレゼントがあるなら、
一週間でも二週間でも・・・二年でも三年でも待つわ。

そう、僕はここから動かない。
だから彩も愛の場所がわかるよう、いつまでも立ち続けていて欲しい。