2009/08/28(金)16:12
シャコに成りきる。
夫の家族と過ごした日(8月15日の日記→☆)の晩。
残念ながら大好きな「備中たかはし松山踊り」には行けなかったのですが、
夫家の盆踊りに初めて連れてもらいました。
その名は【シャコ踊り】といって、蝦蛄が跳ねる様子を現しているという、とってもユニークな踊り。
なんでも、天明の飢饉に苦しんでいたころ、この村を流れる御手洗川に何故か大量の蝦蛄が昇ってきてピチピチ跳ねまくっていた村人はそれを天の恵みと分けあって命拾いした
それ以来の踊りで芦屋、伊丹、泉州の一部にまで伝わったそうです。
夫曰く「蝦蛄に成りきるねん!」て
「備中たかはし松山踊り」と「新加古川音頭(昭和30年代に出来て小学校では必ず習いました。歌い手は村田英雄さん。)」しか知らない私には
その激しく飛び跳ねるような不思議な足捌きはとっても難しい
パターンを覚えたらどんな歌でも合うそうで、着いたときは「炭坑節(月が~出た出た~月が~出た~♪)」や「北酒場(北の~酒場通りには~♪)」に太鼓を合わせてました。
でもやはり本来の、太鼓と三味線だけのシンプルな曲が素晴らしく、涼を呼ぶような気がしました。
三味線隊の中には歩くのもやっとという相当ご高齢の女性もいらしたのですが、ひとたびバチを握るとカッコよかったです。
久しぶりなので見るだけと言っていた義母も「やっぱり踊らずにいられない」と、さっさと輪に入り
続いて夫も加わって、だんだん思い出したようで一時間ほどノリノリな母子(笑)
ぶれまくって申し訳ないのですが
(ちゃんと写ってないけど、手前の男の子はカブトムシやクワガタの柄の浴衣姿で可愛かったです)
写メのとおり、踊る人がやや少ないような…。
数十年前に夫のお父さんが櫓で太鼓を叩いてた頃は大盛況で、我も我もと踊りの輪はギッシリだったそうですが…何処も同じかなぁ。
最近はよさこいソーラン風イベントが主流かな。
今年はお義父さんが、太鼓の音が懐かしくなって呼んだのかもしれません(*^m^)
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こちらはお盆明けの仁川です
水遊び楽しそう♪