2013/07/20(土)22:48
釘抜き地蔵さんへ.。o○
ご無沙汰でした。
もう七月、もう二十日だなんて(早っ)
六月最後の日は京都に行ってました。
用事は2,30分で済んだのですが、
せっかくなのでちょっとお買いもの…大好きな夏の生菓子、水無月を
食べ比べてみようと何軒か買い回っていました
そのついでに参ったのがこちら、釘抜き地蔵さんの
家隆山光明遍昭院 石像(しゃくぞう)寺
京都市上京区千本通上立売上る花車町です。
手水は釣瓶を使って汲みました懐かしい…
大きな釘抜きが正面にあります。
みんな撫でるからつるっつる
私も撫でました
釘抜きの伝説は、室町時代からだとか。
手の病に苦しむ商人の手の中から、原因たる恨みの釘を2本、
お地蔵さんが抜いてあげたんだって
恨みの釘とは、おそらく陰陽師や鉄輪(かなわ)などに出てくる
丑の刻参りで打ちこまれた釘だろうと・・・
恨みの釘を打つところあれば、
抜いてくれるところありなんですね
藤原定家の住んでた所にあり、本当は「苦抜き地蔵」というそうです。
あらゆる苦を抜き去ってくたさると。。。
地域で大切にされてる様子で、お手入れの職員の方も親切。
学生らしき方から私の祖母くらいの方まで、
お百度踏むの人の多さには驚きました(゜゜)
願い叶うと、釘抜きと釘のついた絵馬を納めるみたい。
びっしりと隙間なく納められたそれらがまたリアルで…
大切な人のためにお祈りしてるんでしょうね。
自分のことって、なかなか祈れないもの。
祈るとしたら、あんなことやこんなことを「苦」だと思ってしまうような
自分でつくりだして打ち込んでしまった釘を抜いてほしいです。
薬師さんが病気そのものを治すんじゃなくて、病を苦にする心を治すように。
いや、それも自分で抜かないといけないけど…きっと痛いから、
手伝ってもらいたいというか…(^▽^;)
ま、いずれにせよ、このでっかい釘抜きなら
いろんな「苦」を
え~いと抜いてくれそうな気がしますよ(*^_^*)
見てくれてありがとう