2004/07/03(土)17:25
アプリケ作家 宮脇 綾子の世界展・・・感動!
埼玉県立近代美術館(JR北浦和駅徒歩3分)で開催中の「生誕100周年記念 アプリケ作家 宮脇綾子の世界」に行ってきました。
宮脇綾子さんについては雑誌「クウネル」で取り上げられていて、
ぜひ、作品を見てみたい!という思いで、まちにまったという感じで、行ってきました。
作品展では宮脇さんのあったかい人柄が伝わると同時に、
「自分の気持ちを表現したい」という情熱があふれ出ていました。
創作アプリケを始めたころ・・・
「私はよい女房にもなりたいし、よいママにもなりたいが、家の
雑用に追われながら、良妻賢母で朽ちて行くのがたまらない気がしていた。
家の中で出来ることでと思っている内に、ボロ布の中にも捨てがたいものがたくさんあることを発見した」
この気持ち、よくわかります!
なんと宮脇さんは40歳から創作をスタートさせています。
この好奇心には見習う部分がたくさんありますね。
そして、私が一番、心に残った言葉を書いておきます。
ひとりでも多くの方が作品の前でいろいろなことを考えてもらえたらなと思います。
ぜひ、展覧会に足を運んでみてください。
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世の中で一番楽しく立派なことは
一生涯を貫く仕事を持つということです
世の中で一番みじめなことは
人間として教養のないことです
世の中で一番さびしいことは
する仕事のないことです
世の中で一番みにくいことは
他人の性格をうらやむことです
世の中で一番尊いものは
人のために奉仕し決して恩にきせないことです
世の中で一番美しいものは
すべての物に愛情を持つことです
世の中で一番悲しいことは
うそをつくことです
昭和49年1月15日 宮脇綾子の日記より
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