テーマ:好きなクラシック(2320)
カテゴリ:音楽
今日の夜は新日本フィルの定期演奏会。
プログラムのメインは私が大好きな ブルックナーの交響曲7番。 この交響曲も70分という大曲だが、 ブルックナーはかなり重くて繰り返しが多いので クラシックが好きな人の中でも ブルックナー好きと嫌いな人に分かれているような気がする。 私はシカゴの大学でピアノと経済を専攻していたのだが 大学に行くまでピアノや器楽の曲はよく聴いていたが オーケストラというものには大して興味をもったことがなかった。 それが大学の1年の時、台湾から来ていた 3年先輩のチェリスト(実はちょっとあこがれていた人)に オーケストラのコンサートに連れて行ってもらって その時初めてオーケストラのすごさというものを感じた。 私をオーケストラにハメたその曲がブルックナーだった。 その時はブルックナーの9番で、今日は7番だったけれども ブルックナーの曲を聴くたびに、 自分がなぜこのアーツマネジメントという キャリアを選んだのかを振りかえることになる。 (ブルックナーの曲は長いので充分に振り返る時間がある…) あの最初のブルックナー以来、色々なオーケストラで 仕事をして、結構大変なことも多かったけれども 一度も後悔したことがない。 ある意味、ブルックナーに出会っていなかったら 今の自分はなかったのかも。 「心が洗われるような」という言い方があるが、 私にとってのブルックナーはそんな感じだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 20, 2005 11:46:14 PM
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