テーマ:好きなクラシック(2340)
カテゴリ:音楽
今日は新日本フィルの今シーズン最後の
定期演奏会だった。 それなりに内容も華やかな感じで ドヴォルザークのチェロ協奏曲 ブリテンのアメリカ序曲 ストラヴィンスキーの「春の祭典」 というプログラム。 チェロ協奏曲は、チェリストの ダヴィド・ゲリンガスが素晴らしく、 すみずみまで楽しむことができた。 チェロがぐいぐいとオーケストラを リードしていく感じが何ともいえず 快感だった。 それに比べると後半はちょっと期待はずれ。 ブリテンのアメリカ序曲は初めて聴く曲だったが あまり内容がなく、色々なものの寄せ集め的な感じ。 ストラヴィンスキーの「春の祭典」は 私が大好きな曲の一つ。 おどろおどろしく、お腹の底に響くような 原始的なリズムと響きが何とも言えない。 また、この曲は、ロサンゼルスの ディズニーホール・オープニングの時に ロスフィルとエサ・ペッカ・サロネンで聴いた 強烈な印象もある。エサ・ペッカは指揮者だが 作曲家でもあり、「春祭」のすみずみまで 研究しつくしていて、演奏自体も素晴らしかった。 それと比べると、今日の春祭はなんとも こじんまりとまとまってしまっていて、 おどろおどろしさや、あの特有のゾクゾク感が 全くなかった。 もっともっと1つ1つのフレーズが 強烈であって欲しかった… まあ、指揮者だって得意、不得意が あるのだから、仕方ないのだけれど。 というわけで、後半にはがっかりしたものの、 このオーケストラに頑張ってもらいたいと思っているので 来シーズンも定期会員として継続することにしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 19, 2005 01:11:54 AM
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