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久々の日記です。
このHPを見てくれている人、チャットの友達・・・。みなさんご心配おかけしました。 みほは元気です!元気になりました! これも、心配してくれたみなさんのおかげです。ありがとうございます。 この日記にこれからのことを書くまでに1ヶ月も経ってしまいました。 やっと気持ちの整理ができ、お伝えできるようになりました。 では、いつもの日記としてここからは書かせていただきます。 昨年12月16日朝8時半前、私の飼っていたうさぎルーチェは月に行ってしまいました。 1歳と1ヶ月ちょっと・・・あまりにも早すぎるお別れでした。 13日の夜。元気に走りまわり、餌もうんちもいつも通り・・・。 14日の夜になってなんだか様子がおかしい。 餌をあげたばかりなのにまったく食べない。座ったままじっとして動かない。どうしたんだろう??? でも、牧草をあげたら食べ始めた。餌も少し食べてる。 とりあえず様子をみて明日病院へ行くことにした。 15日朝すぐに動物病院へ。 「危ない状況」・・・先生の言葉に愕然とする。 どうして?こんなに急に?? とにかく入院、検査の結果おそらく「毛球症」のようだ。 「毛球症」とは胃の中に毛などがたまってしまい、排出することができなくなってしまう病気。 どうしよう?私のせいだ・・・。なんで気づいてあげられなかったんだろう・・・。 とにかく私ができることは祈ることしかできない。 先生にお任せしてその日は家で待機。 夜もう一度病院へ伺う。どうやら点滴の成果がでてきたらしい。この調子だと明日には手術できるかもしれない。 その夜、私と夫は夜通しルーチェの無事を祈るため「千羽鶴」を折った。なにかせずにはいられなかったのだ。 16日朝8時半前。病院からの電話。 8時前くらいまでは体力も回復。動き回るようになるほどだったそうだ。 でもルーチェは一人で頑張ってしまったのだ。 うんちを自分で出そうとして力を使い果たしてしまった。 夫が電話に出て、私に伝えた・・・。 そこからはあまり記憶がない。 とにかく涙が止まらない。枯れるほど泣いた記憶はある。 それから・・・・私は言葉を失う。話すことができなくなってしまった。 記憶が戻るころにはルーチェは病院から我が家に帰ってきて、いつものようにお気に入りのかごの中で横たわっている。 私はひたすら鶴を折り続ける・・・それしかできなかった。 3日後、動物霊園で火葬、完成させた千羽鶴と共にルーチェは月へ。 2日後ルーチェは戻ってきた。 小さな、小さなお骨。こんなに小さくなってしまったのね。 それでもまだルーチェがいないことを納得できなかった。納得しようとしなかったのかもしれない。 ・・・怖かった。ルーチェのいない生活を受け入れるのが怖かった。 こんな気持ちのままではいけない。 でも、なかなか自分で思ってもそれが行動にはうつせないし、体が拒絶しているようだった。 日々少しずつ気持ちを取り戻してはいくものの、12月はずっとこんな調子で過ごしていたかもしれない。 でも、たくさんの友達の励ましや助言によって救われた。 そして誰よりも救ってくれたのは夫だった。 夫も悲しいはずだ。なのに私のことを一番に気にかけてくれた。 仕事も早く帰ってきてくれて、私の話をひたすら聞いてくれる。 ただ、そばにいてくれる。それでどれだけ救われたことだろう。 わざわざ会社から車を借りてきてくれた。私を気分転換にいろんなところに連れて行ってくれた。 「ごめんね」声にならない声で何度も言ってしまった。 本当は「ありがとう」を言いたいのに「ごめんね」と言う言葉しか出てこなかったのだ。 そして新年を迎えた。 私の気持ちもだいぶ落ち着いた。声もでるようになった。 そこでやっと前向きになり、今までのことを冷静に振り返れるようになった。 ルーチェの死・・・辛かった。自分を責め続けた。 この悲しみから這い上がることができなかった私を助けてくれたのは友達や夫だ。 どんなに心配かけただろう。感謝しても足りない。 この悲しみからは何も生まれない、そうずっと思っていた。 でも、この悲しみから得たもの・・・たくさんの人からのやさしさ、愛情・・・・。 ありがとう!本当にありがとう! この人たちのやさしさに私はどう答えていけばいいのだろうか? 今すぐにできることは本当に少ないかもしれない。でも私が前向きにしっかり生きていくことだろう。 そしてルーチェもいつまでもメソメソしている私をお月様から見てどう思う?きっと悲しんでいるだろうな。 ルーチェのためにも私は強く生きなければ!! やっとそう思えるようになった。頑張ろう。 ルーチェがいたことで私の心は満たされていた。救われた。 でも、ルーチェがいなくなった今、私は自分の弱さを自分で受け止めなければいけない。 そして、人間のつながりの中で私は生かされている。 だから周りの人たちのやさしさを感じたならば、その分しっかりと前を向いて歩いていこう。 最後に、こう思えるきっかけを作ってくれた人の言葉。 「ルーチェはもう死んでしまったけど、あなたはこれからルーチェの命を背負って生きなければならないんだよ!だから頑張れ!」 ありがとう。あのときの言葉で私は強く生きようと思えるようになったんだ。本当にありがとう。 そして、最愛なるケンタロウ様。 あなたの妻で本当によかった。ありがとう。 わがままで弱い私を支えられるのはきっとあなただけだよ。 いつもふざけてしか言えないけど、本当にありがとう。 ・・・1ヶ月の出来事を書くには難しいね。 かなりかいつまんで話してみました。 これで、やっと自分の気持ちに区切りをつけることができました。 人生嬉しいことや楽しいことの倍はつらく悲しいことがあると思う。 でもたくさんのつらさを味わったからこそきっと少しの幸せでも無限の幸せに感じるのだろう。 だからつらいことも乗り越えていこう。その先にある小さな幸せのために。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/01/20 08:15:55 PM
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