2018/12/04(火)06:59
★厄介な無意識の動作
チョッと風邪を引いてしまって‥。
日常生活に変化があると、ダイレクトに心身を直撃するんだなぁ。変化は良くても悪くても、心身への影響は大きい。
それは心理学の勉強をすると、今は何処でも言われる言葉である。楽しいことだったら、心にも体にも良いのでは?と考えることは、
心理学を学ぶと覆される。良い環境の変化でも、悪い環境の変化でも、変化することに違いはなく、
人は変化に対応するだけの、心や体を持ち合わせていないのだ。勿論、これは一般論であって、
心も体も頑丈に出来ている人には、当てはまらないかもしれない。「あの人は逆境に強いね」と、言われる人もいるわけで、
逆境がマイナス因子にならない人もいるからだ。私は普通の人なので、がらりと変化した退職後の生活に、
体が着いていかなかった。
メンタルは大丈夫だったのだけどね。風邪‥という言葉に敏感になっている私は、
「名医のTHE太鼓判!」という番組の中の、
風邪について取り上げているところに注目した。まぁ、もう皆さんご存知のことだと思うのだが、
風邪ウイルスは、接触感染と飛沫感染で侵入してくる。
空気感染はしない病気である。家族の誰かが風邪を引くと、これがとても厄介なことで、
飛沫感染を防げても、接触感染は免れられない。
接触しないで同じ家にいることが、難しいからである。例えばドアノブ‥どうしたって家族全員触るよねぇ。
触らずには、部屋から一歩も移動出来ない。名医はそれをどうやって防いできているのだろうか?
その答えが「この季節は絶対に顔を触りません」だった。結局触って感染したとしても、その感染したウイルスを、
自分の体内に入れなければ、本当に感染したことにはならない。手についたウイルスで顔を触ってしまうと、
ウイルスは鼻や口や目から侵入して、風邪を引いてしまうのである。人間は無意識に顔の何処かを触ってしまうものである。
私はこのパソコンを触っている時も、時々頬杖をついたりして、
顔の一部を触っていたりする。こういう動作を無意識にしてしまうのだが、
これを意識して避けなければ、風邪のウイルスを拾ってしまうのだ。無意識を意識する‥難問だなぁ。